Ｋａｄｏｋａｗａ Ｃｏｍｉｃｓ Ａ 天然濃縮！！オレンジ戦機

高田慎一郎

角川書店（2001/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 157p／高さ 18cm
• 商品コード 9784047134393
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Machina Sapiens @人工無能]

売れっ子作家の父は、創作に当たってはモデルが必要。地球防衛の為戦うサイボーグ少女の物語を書くため、幼い娘に「お前はサイボーグ」と日々言って聞かせたためすっかりその気になってしまった中学生、猪之迫蜜柑ちゃん。正義の為に（危なっかしく）邁進します。ってか、外因性中二病？

2016/08/24

[姫上沙月]

サイボーグ（だと思い込まされている）蜜柑は今日もX団からご近所の平和を守る。唸れプレッシャー・フィンガー！　なパロディ満載のお話。高田先生の描く母親の中でも蜜柑の母親はかなりアグレッシヴな方だと思います。

2013/04/13

[いぬかいつまき]

小説家の父親の影響で自分をサイボーグと思い込んだ少女・熊之迫蜜柑。世界の平和を守るため、今日もご近所レベルの悪を討つ！ 「神つく」の頃から高田慎一郎にはギャグの才能があると思っていたが、角川書店デビューであるこの作品は完全にコメディ。空は飛ばないが元気な少女といういつもの高田ヒロインの典型である蜜柑はバカ可愛いし、諸悪の根元八朔も素敵なバカ。ツッコミ役のタローの常識人ぶりが際立つな。結果的に一発キャラだった桃の元ネタもアレだしw 「シリウス」連載のためか、わずか3話で終わってしまったのが惜しまれる。

2012/08/01