出版社内容情報
西の軍事帝国レンドリフトと東の蛮族領カルゾラル高原に挟まれた豊かな大地に、12の都市型国家と1つの結社が危うい平和を保つユーレリア地方。そこに住まう麗しき姫君たちの加護を得て、君のPCを強化しよう!!
内容説明
「ユーレリア博物誌」限定の“恩寵”システムを新規搭載。“幻獣都市”“対邪竜迎撃都市”特色ある12の都市国家群。古代竜を崇拝する教団“熱狂の竜信仰ドラゴンオーダー”。“ドバルス螺旋運手”“眠り猫流擬態術”多彩な10の流派。“バグナク”“ランタンシールド”特産アイテムの数々。
目次
第1部 ユーレリア追加データ
第2部 ユーレリアガイド
第3部 ユーレリアの美姫たち
第4部 ユーレリアの魔物たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつかねずみ
1
博物誌シリーズ第三弾、ユーレリア地方編。お馴染みの流派に非戦闘用も追加された他、IB追加によるフェイダン博物誌やザルツ博物誌の改訂も掲載されているのでその辺りを読んだ人は必須。堕女神シリーズで登場した美味しい黄金の水・女神の味やユリスカロアの壺も掲載されてるし、多くの国とNPC、そして各国(ドラゴンオーダー含む)を代表する姫も紹介されていて読んでいて中々面白い。惜しむらくは、期待してたハーヴリーズの特殊神聖魔法が掲載されてないことか……明確に失われたとの記載もあるし、この先の登場も期待できないかなこれは。2013/12/22
錢知溫 qiánzhīwēn
0
西のレンドリフト帝國、東のユレヒト王國に挟まれた悲哀の小國ケンネル王國を舞台にしたキャンペーンを作成してみたくなる。 春秋時代中・後期の鄭や陳、蔡といった小國の如し。 リュッケン王國とワイラー王國の王統が同じ血筋というのもおもしろい。ユレヒト王國の呪われっぷりもよい。 エーファ王國の母(エルフ)と息子(人間)の對立も《左傳》鄭の莊公と母姜氏の確執を思い起こす。これで愛された弟でもいればラクシアで春秋時代再現ができたのになどと思ったりした。2023/06/12