富士見新時代小説文庫 夏朝顔―花歌舞伎双紙

入江 棗【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2013/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 250p／高さ 15cm
• 商品コード 9784047129887
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

歌舞伎の道具作りを代々営んできた長谷川家の娘・一葉。男勝りでお侠な彼女は、人気女形だが気弱な竜太の付き人を務めていた。ある晩、辻斬りからふたりを助けた御用聞きの大悟に、一葉はひと目惚れをしてしまい……

内容説明

歌舞伎の道具作りを生業としてきた長谷川家のひとり娘・一葉は、男勝りでお侠な性分。周囲が止めるのも聞かずに男装をして、幼馴染みであり市村座の人気女形でもある竜太の付き人を務めていた。ある稽古の帰り道、辻斬りから助けてくれた御用聞き・大悟の颯爽とした男振りに、ひと目惚れをする一葉。しかし、現れたのは思わぬ障害だった…。

著者等紹介

入江棗［イリエナツメ］
東京都出身。歴史系編集プロダクションで、執筆経験多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[深青]

江戸を舞台にしたお話。男装して幼馴染みの付き人を務める一葉。ある事件をきっかけに知り合った御用聞きに一目惚れをして…。なんかなー…、色々突っ込みどころが満載です。ですが、好きな人に振り向いてもらおうと頑張る一葉が可愛かったです。他の方の少女漫画みたいという感想に納得です。

2014/06/08

[うにねこ]

初読みの作家さん。　あらすじを読んだ時の印象よりも、恋の話の要素がつよいかな？と感じた時代ものの作品。　捕り物ばなしも入っていましたがそちらはややあっさり目。でも、読みやすくて、面白かったです。　いつも男の子の格好をしている一葉が一目惚れをしたことによって、女の子らしくしようと奮闘する姿は、なんだか初々しくて良いです。　大悟や竜太とのこれからが気になりますので、続きも読もうと思います。　

2014/03/11

[はこ]

なんですかこのトキメキ…時代小説なのに…開いて数ページで少女漫画過ぎてそっと閉じてしまいました。まさかこんなにとは思わなくて…。私は俄然、竜太派‼頑張れ竜太！キュンをありがとう‼あと、一葉の顔を心配げに覗き込むの、竜太じゃなくて竜一だとおもうんですがあそこは誤植でしょうか？

2014/01/01

[ドバイ子]

時代小説で、こんなに胸キュンときめきをもらえるなんて。というのが一番の感想です。時代小説は取っ付きにくい、と思っていた方にも、時代小説好きで、新しい感覚を味わいたい方にも、お薦めできます！続きが気になる終わり方なので、続刊を期待しています。

2013/12/23

[sekt]

捕物っていうより恋愛談だね

2016/07/30