- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 角川oneテーマ21
内容説明
浄土真宗門徒の歴史小説家が解き明かす、親鸞入門。
目次
序章 心の中の親鸞(親鸞と私;浄土真宗という規範 ほか)
第1章 若き日の親鸞(「御影」に見る苦闘の足跡;親鸞の生まれた時代 ほか)
第2章 浄土の真宗を求めて(承元の法難;反逆する親鸞 ほか)
第3章 自然法爾への道(なぜ帰洛したか;『教行信証』を著す ほか)
第4章 親鸞の言葉(親鸞の思想を読む;『教行信証』総序から ほか)
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年、「深重の海」で第79回直木賞受賞。歴史小説の第一人者として知られ、信長、秀吉、家康をそれぞれ描いた『下天は夢か』『夢のまた夢』(95年第29回吉川英治文学賞受賞)『乾坤の夢』の「夢三部作」はベストセラーとなる。2005年、第53回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
42
2013.03.02(つづき)津本陽。 2013.03.02 ⑯貪愛しん憎之雲霧(とんないしんぞうしうんむ)常覆真実信心天(じょうふしんじつしんじんてん) 人間はむさぼり、渇望、怒り、にくしみのこころを持ち、それらの雲や霧は、常に私たちの真実信心の空を覆い、隠してしまっている。 ⑰譬如日光覆雲霧(ひにょにっこうふうんむ)雲霧之下明無闇(うんむしげみょうむあん) 2013/03/02
i-miya
38
2013.02.27(つづき)津本陽。 2013.02.27 ⑫五濁悪時群生海(ごじょくあくじぐんじょうかい) 応信如来如実言(おうしんにょらいにょじつごん) 多くのけがれに満ちた悪しき末法の時代に生をうけたものは、釈迦や、諸仏のまことのことばを信ずるべきである。 ⑬能発一念喜愛心(のうはついちねんきあにしん) 不断煩悩得涅槃(ふだんぼんのうとくねはん) 私たちは、だれでも、ひとたび、本願の謂われを聞き、喜愛心の心を起こすならば、煩悩を断ち切ることなく、悟りの世界に入ることができる。 2013/02/27
i-miya
38
2013.02.19(初読)津本陽。 2013.02.19 (カバー) 親鸞、生涯と教え。 親鸞のいた時代と、現代、その共通点。 念仏を唱える、その意味。 全てを捨て、師法然に帰依した理由は? なぜ、女犯を認めたのか? 性の問題。 他力本願、悪人正機説、とはなにか。 (津本陽) 1929、和歌山県生まれ、東北大学法学部卒。 1978、『深重の海』第79回直木賞。 2013/02/19
災害大嫌い美少女・寺
38
斜め読みしました_(._.)_。親鸞の小説を二つも書いた津本さんによる親鸞の伝記と語録。時々自作から引用するのがちょっと…。2011/05/24
i-miya
36
2013.02.21(つづき)津本陽。 2013.02.19-2 私は、親鸞聖人の仰せのとおり、それに従い、「なんまんだぶ」を称えつつ、世を去るつもりである。 (付録-『正信偈』) 計り知れない寿命を有する如来、不可思議の光を発する阿弥陀仏に南無して奉る。 この阿弥陀仏が、法蔵菩薩として、まだ修行中の身であった世自在王(せじざいおう)という師の仏のもとに学んで、諸仏がそれぞれの浄土を創られたいわれや、諸仏の仏国土や、そこに住む人々のよしあしなどを観察し、2013/02/21