内容説明
石神探偵事務所の一員でもあるアキは、友人の多賀谷紫織らと、紫織の伯父が住む玄武屋敷を訪れた。だが滞在二日目、屋敷の端に建てられた玄武塔と呼ばれる堅固な石造りの塔の中で、殺人と人間消失という謎に満ちた事件が起こる。それはどう見ても、密室状況での出来事だった!思いあまったアキは、探偵事務所所長の野上に助けを求める。少年探偵・狩野俊介シリーズ長編第四弾。
著者等紹介
太田忠司[オオタタダシ]
1959年愛知県生まれ。81年、「帰郷」が星新一ショートショート・コンテストで優秀作に選ばれた後、90年に長編『僕の殺人』で本格的なデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Penguin
22
今回は、まず有栖川有栖の解説に喜んだ! 俊介と野上さんが前半登場なく、アキが活躍!? トリックとしては、今までと代わり映えしないものの、俊介の思いや成長が見えるし、毎回事件に関わるキャラが個性的で飽きない。今後も楽しめそう♪2011/12/22
ヨーコ・オクダ
21
狩野俊介シリーズ。アキが友達のお家事情に巻き込まれ、大きなお屋敷、嵐による土砂崩れで孤立という状況におかれる。密室殺人&重要キャラ失踪。アキ探偵には当然手に負えず、野上&俊介にSOS。俊介は何でもお見通しのようで、事実を1つずつ積み重ねていき、自分の仮説を確定させる。こちらとしては、ワクワクしながら読めるんやけど、明らかになった事実はまたしても悲しく重たく…。これまで成長路線やった俊介、なぜか今回はまた幼い感が復活している感じ。そして、今まで押し押しキャラやと思ていたアキが意外と押し引きできることが判明w2021/04/19
ゆう
21
図書館本。狩野俊介シリーズ4作目。石神探偵事務所の一員のアキが友人と訪れた屋敷にある石の塔で殺人と人間消失事件が起こる。アキ目線で話が進んでいったのが新鮮。結末はやるせなかったけど、俊介くんの最後の弱音にちょっと癒された。2015/11/30
ホームズ
14
今回はアキが主役かな(笑)野上さんと俊介の登場が少なかったのはちょっと残念でしたがアキの活躍が良かった(笑)高森警部や池田刑事もいなかったのは寂しかったな~。田奈沢警部の結構素直で良かったけど(笑)事件のトリックとしては分かりやすかったかな~(笑)何となく京極夏彦の作品を思い出してしまった。2010/03/04
igaiga
13
紫織はかなりのツンデレなのだろうか?貴司に対してね。登場人物が少ないうえにどんどんとフェイドアウトしていくものだから、犯人は二択?となるくらいまで絞られてしまった感じ。ギリギリのところで嵐の孤島にならなかったのは良かった。2025/06/23