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内容説明
健康法や食品の常識を再検証。あなたは鵜呑みにしていませんか?「メタアナリシス」が教える本当の知識。
目次
序章 間違った情報に踊らされていませんか?(簡単に信じてはいけない;人はなぜ信じてしまうのか ほか)
第1章 健康神話を検証する(ビタミンEは寿命を延ばさない;DHA、EPAは寿命を延ばさない ほか)
第2章 情報に惑わされないために(メタボ健診で迷走する日本;一度の研究では結論が出ないという例 ほか)
第3章 病気にならない生き方とは(病気を治す情報と健康を維持する情報は違う;病気が治れば寿命が劇的に延びるわけではない ほか)
第4章 健康に生きるために大切にすべきこと(心の平静を保つ;何事にも中庸を守る ほか)
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。アメリカ・ロズエルパーク記念研究所研究員、ニューヨーク州立大学大学院助教授、浜松医科大学教授を経て、同大学名誉教授。医学博士。専攻は生理学。日本生理学会、日本血液学会、日本臨床血液学会評議員。最近では永年実践している禅についての著書も多く、注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
9
昔と比べれば、人間は非常に多くのことを知り、法則を発見してきた。しかし、世の中の事象の多くは未だに謎のベールに隠れている。現在は事実として流布している情報も、実際には間違っているという可能性も充分にある。まだ知られていない情報であれば間違った判断をしても仕方ない。だからこそ、すでに間違っていたとわかっていることだけでも知っておくことが大切になる。2015/08/24
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
7
体脂肪がある方が、抵抗力がある。牛乳害悪説に反証するデータも記載されていたので手に取る。嫌いだから飲まないけど。私のQOL的にも(笑)紫外線の効能には実感、日当たりの悪い部屋に越したらみるみる体調不良に。私の身体は光合成機能有りの構造か?砂糖のGI値は低く上手に利用して行くこと。データはコホート研究を参照が望ましい。BMI22よりも、23-27の方が長寿であるのは世界的なデータである。日本のメタボ診断基準は厳しいらしい。記憶を司る海馬は高齢でも脳細胞は増える。運動、刺激のある環境(孤独ではない)、楽しく脳2014/04/27
Humbaba
5
絶対の真実というのは,普通はわからない.また,それが流布していた時代には真実だと思っていたことが,実験を重ねていく内に覆されることもある.巷で言われている健康に関する情報も,鵜呑みにしてしまうのは危険である.2011/12/21
Humbaba
2
健康に関しては,それを維持し,発展させていくために様々なことが言われている.しかし,それらのうちの多くは間違った観察に基づく結論である.現代の科学で分かることは限定的であり,そもそもすべてを見通すことはできない.科学の限界を理解した上で自分の決定をなすべきであろう.2010/10/03
ITAL
1
書いてあることは自分で分かる範囲ですが、スタンダードなもので極端な見解は出ていません。アクの強いタイトルは逆に損かも。良い本です。あ、肥満、糖尿病が増えてるってのはどうかな?ここは疑問です。2008/07/10
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