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内容説明
法廷現場でしか見られない、人生の深淵。裁判傍聴入門書。
目次
第1章 明日は我が身?
第2章 法廷に見る格差社会
第3章 見上げた根性
第4章 懲りない人々
第5章 「有罪偽装」か!?
第6章 裁判官にも血と涙
著者等紹介
今井亮一[イマイリョウイチ]
1954年6月、石川県生まれ。ジャーナリスト、裁判傍聴家。交通違反裁判の取材をきっかけに始めた日本全国の裁判傍聴歴は25年。現在も各地の裁判所(簡易裁判所、地方裁判所、高等裁判所)を飛び回り、傍聴を続ける。一方、読者からの交通裁判に関する相談等に対応しつつ、雑誌等への執筆やラジオ、テレビ等でコメンテーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
u1
15
法廷が目の前に浮かぶ!かなり刺激的だった!普通は、自分は絶対に犯罪なんかしないと、誰もが思ってるけど、誰だって、ある日突然事件に巻き込まれる可能性がある。特に、痴漢や窃盗などの冤罪が怖い。満員電車に乗ったら、両手を頬っぺたに常に付けるぐらいの心構えが方が必要だ。もし被害者に顔を見られたとしても、両手を顔に付けておけば、「あれ?違うのか?」となるだろうし、なんせそんな人間は少ないだろうから、周りの証言も得られる可能性は高い。一番印象的だったのは、オービス無罪判決の話。本質を突いた被告の闘い方は、震えた。2021/02/19
マーク
5
検挙されたら有罪率99.99%とは怖ろしい!2015/11/28
フクミミ
3
いろんな人がいるもんだ…と面白く読了2023/07/19
ybhkr
3
最近好きな傍聴記。話題になった有名な裁判はないけど、びっくりするような裁判や判決がいろいろ。冤罪怖い。簡単に冤罪ってできちゃうんだなあ。窃盗くらいだと、科捜研の女みたいにちゃんと調査しないで警察の一存で罪になってしまうこともあるのかもしれない。こちらも会話形式でさくさく進むので読みやすい部類。2008年刊行だが、今のところ古さを感じない。ますます傍聴に行きたくなった。しかし、現実は小説やドラマよりすごいというのは本当ですね…。傍聴記は特にそれを感じることが多い読み物。2015/04/16
三日月しずか
2
第1章のみ読了。なんとなく古い感じがするので終わりにする。2025/02/07