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内容説明
明智光秀には黒幕がいた!?ついに論争に終止符をうつ。
目次
序章 いまなぜ「本能寺の変」なのか
第1章 信長を囲む軍事・政治情勢
第2章 織田信長という個性
第3章 秀吉の勃興と光秀
第4章 敵は本能寺にあり
第5章 黒幕は果たしていたか
第6章 本能寺の変の真実
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年、「深重の海」で第79回直木賞受賞。歴史小説の第一人者として知られ、信長、秀吉、家康をそれぞれ描いた『下天は夢か』『夢のまた夢』(95年第29回吉川英治文学賞受賞)『乾坤の夢』の「夢三部作」はベストセラーとなる。2005年、第53回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
36
藤本正行&鈴木真哉『信長は謀略で殺されたのか』(洋泉社新書y)の二番煎じ(但し参考資料にこの本は無い)。そしてそれに遠く及ばない。4章迄は信長話(ここで結論が見える)で黒幕推理は5章から。それで6章で終わる(笑)。最終的に従来の説を想像して終わる。2011/04/10
niwanoagata
10
内容はまぁ50点と言うところか。 この本はかなり不思議な本で、6部構成なのだが、最初の4章までは俗説や想像も多く、また異常に信長の残虐性を強調している、そしてここから何が言いたかったのかさっぱりわからない。 ただ打って変わって「第5章黒幕は果たしていたのか」と「第6章本能寺の変の真実」はそこそこ良かった。まるで別人が書いたのかと言わんばかりに新しい主張へと変化する。 黒幕を否定していたのは良かったし、その過程も申し分がない。ただ4章までの内容を踏まえるととてもオススメはできない。 読むなら第5.6章のみを2020/02/27
Eddie
2
サブタイトルに「信長暗殺の真実」となってるが、真実ではなく著者の推測。 とはいえ、世にあるトンデモ説に比べると納得度は高いかなと思える推測でした。2021/08/29
えっちゃん
2
最近突拍子もない説が出たりしているので至極まっとうな説で締めくくっていたのがちょっと安心した感じです。まあ現代の政治なんかでも本当のところはなかなかわからないから遥か昔の戦国時代の本当の事などだれにもわからないですよね。色々と想像するのはとっても楽しいけど・・。2014/12/25
ぶらり
2
原因は暴君化する信長の周囲の心理的圧迫だとするのは一般的かつ常識的なのでは。当時、実は「誰それ」も信長を憎んでいてそれが真相だった!みたいな展開を期待したのだけど…無理でしたね。2010/07/21