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内容説明
一室一万七千円程度!意外にお得な古城ホテル。全ホテル詳細なデータを掲載。ホテルから足をのばせる世界遺産を多数紹介。ハイネをはじめ、文学と音楽を育んだ街をゆったり散歩。中世の要塞、壮麗な宮殿、世界史を彩る古城に泊まるちょっと贅沢な大人の旅。
目次
1 ローレライ伝説の故郷―父なる川ライン
2 激動の時代の生き証人―ボン近郊
3 母なる川モーゼルとドイツ最古の街トリーア
4 千年の歴史を誇る屋敷―ミュンスターとウエストファリア地方
5 司教領の風格―ヴュルツブルク
6 中世の面影をのこす古都―レーゲンスブルク
7 美しき木組みの町―クヴェトリンブルク
8 誇り高き帝国自由都市―ゴスラー/エアフルト
9 音楽と文学の都―ワイマール
10 歴史の立役者―ポツダム
著者等紹介
谷克二[タニカツジ]
1941年宮崎県生まれ。63年、早稲田大学卒業後ドイツに渡り、のちにロンドン大学に学ぶ。処女作「追うもの」で第1回野性時代新人賞、「狙撃者」で第5回角川小説賞を受賞。「サバンナ」「スペインの短い夏」「越境線」で直木賞候補。現在はドイツを中心にヨーロッパの紀行文を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志村真幸
1
著者は小説家・紀行文作家。 本書は、ドイツでの旅行10件を扱った紀行文。ライン沿いにローレライ伝説の故郷を訪ねてロマンティックホテル・シュロス・ラインフェルスに泊まったり、司教領として知られたヴュルツブルクのシュロス・シュタインブルクを体験したり、木組みの町クヴェトリンブルクでロマンティックホテル・テオファノを訪れたり。 いずれも歴史と蘊蓄の詰まった文章である。 かならずしもホテルがメインというわけではなく、あくまでも旅のなかに位置づけられている。 2020/05/10
ちびたぬき
1
ドイツ大好きで何度も訪れていますが、古城ホテルに泊まる機会は未だ無く。歴史を感じながら宿泊、とは本当に夢のようです…。憧れ。この本では、それぞれの城・館・宮殿ホテルについてだけでなく、そのホテルがある町の文化遺産、ゆかりの人物についても詳しく説明されています。ひいてはドイツという国の成り立ちの歴史も分かりやすく書かれていて、ドイツ好きにはたまらないです。夢中で読み、カラー写真もあるので、重厚な旅をしたような気分になりました。南ドイツのホテルは都合上割愛されたようなので、そちらも是非書いてほしいです。2016/07/04
コホン
1
ホテルの内装の写真が見たかった。建物とインテリアに興味があったのにな。残念。2014/08/10