内容説明
「上機嫌」は、円滑なコミュニケーションのための技。
目次
第1章 なぜ私は上機嫌なのか
第2章 上機嫌列伝
第3章 気分をコントロールするからだを作る
第4章 かつて「不機嫌の時代」があった
第5章 上機嫌の技化のメソッド
まとめ 上機嫌の作法
著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主著に、『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)など多数
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感想・レビュー
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ehirano1
124
再再読ですが、改めてええ本だと思います。同時に、上機嫌を保つことが出来るヒトは、「許せる≒受け入れることが出来る≒懐が深い≒器がデカイ≒寛容」で表される(≒評価あsれている)ヒトなんだなと思いました。私もそうなりたいな。「願いよ叶え、いつの日か。そうなるように生きて行け~♪(B'z)」ってか。2023/08/21
パフちゃん@かのん変更
87
仰ることはとてもよく分かります。意識して上機嫌モードをとるようにし、その内上機嫌が平常モードになるといいですね。ググってみると確かに齋藤先生の写真はどれも笑顔でした。さすが。それと、上機嫌を支える体作り、最近凝っている「きくち体操」と似た動きが紹介されていてあらためて効果を確信しました。体をほぐすとともに、下半身を鍛えるスクワットなども取り入れていきたいです。イヤな事はサクサク忘れて上機嫌。2014/07/27
♪みどりpiyopiyo♪
77
これもだいぶ前に読んだ本。自分では「気分で自由に生きてるの♪」って思ってても、実はそれこそが不自由の原因だったりするのです。もう一歩自由になるために気持ちと機嫌を分けて考えてみよう。自分の「機嫌」を操る技を身につければ、思わぬ能力が発揮できる! 「上機嫌」は、円滑なコミュニケーションのための「技」。 コミュニケーション上手じゃない人は『心掛け』って言われても困っちゃうけど、『技』って言われたら すっと飲み込める気がしない? 『上機嫌の技』を身につけることで「和やか」に「自分の気持ち」を伝えられる!
藤森かつき(Katsuki Fujimori)
57
不機嫌でいるのはホントばかばかしいよね、と思いつつも、どうしても、ふっきれない思いが渦巻いちゃう時がある。上機嫌の根本にあるのは「ふっきる」こと、という。ぜひ、ふっきり上手になりたいな。上機嫌力は訓練によって身につけるものだというから、方法があるというのは有難いかも。上機嫌の状態を習慣化させ、技にする。繰り返し反復によって力となる。ただ対人が必要みたいだ。機嫌は察知し合うものなので、一人でいるときには不機嫌、上機嫌はあまり問題にならない、とのこと。いや、でも、私は一人の時こそ上機嫌になりたいんだけどなぁ?2020/01/26
みっくす
54
思い返せば、ついていきたいと思う上司、また会いたいと思う友達など魅力のある人たちは、ほぼ例外なく上機嫌だなぁ。不機嫌でいて、いいことはなし。特に眠いときに不機嫌になりがちな私ですが、齋藤さんのおっしゃるように上機嫌の技化を身に付けて家庭円満および楽しい職場環境作りに役立てるべし!2016/04/07