角川oneテーマ21
人間ブッダの生き方―迷いを断ち切る「悟り」の教え

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  • サイズ 新書判/ページ数 271p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047041752
  • NDC分類 182.8
  • Cコード C0295

内容説明

ブッダ真実の教えは、私達の生活の中に、現在進行形で生きている。「お釈迦さま」として今日親しまれるブッダ。彼は2500年前、釈迦族の太子として生まれ、35歳で万法の心理を悟り、80歳の入滅まで布教の旅を続けた。しかし、人智を超える解脱の境地に達した覚者ブッダを、後世の人々は畏敬の念と永遠性への願いから、その存在を今日まで神格化・偶像化し続けてきた。本書では、その虚構神話のヴェールをはぎ取り、ブッダの真実像と、その“教えの原点”を浮き彫りにする。

目次

プロローグ 釈迦菩薩の世界
第1部 求道の人ゴータマ・シッダールタ
第2部 永遠の覚者ブッダ―人類は救われた
第3部 仏法は広まる
第4部 ブッダ最後の旅―偉大な死と不滅の仏法
第5部 現代に生きる釈尊―人間ブッダの教訓
現代日本人へのエピローグ―あとがきにかえて

著者等紹介

高瀬広居[タカセヒロイ]
評論家・拓殖大学客員教授(専攻は仏教哲学、比較文化論)。講話塾「全国疏石会」会主。1927年に東京・浄土宗寺院に生まれ、43年、僧侶の資格取得。早稲田大学文学部卒業後、NHKプロデューサーを経て、ニュースキャスター、ラジオ関東(現・ラジオ日本)常務取締役、放送批評懇談会理事長、拓殖大学理事などを歴任。他方、友松円諦師に師事し、原始宗教を学ぶ。講演や評論活動、テレビ東京系列『レディス4 月末対談』で知られる。執筆活動などで日本経済新聞経済図書文化賞、サントリー学芸賞、芸術祭賞などを受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

駿ばぱ

1
人間ブッダが一番求めている事が「執着心を離れよ」と「中道の目を持ちなさい」ということ。中道とはバランス。極端な原理主義が破滅をもたらす。なるほど、固執する事で認知の歪みを引き起こし、行動のバランスが崩れて行く。だから、自分が何に固執しているのか集中し、気づく事。これが瞑想ってことなのか?これを読んでて、私ってのはつくづく執着心の固まりというのに気づかされました。それでいいのかもしれない。2012/09/05

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