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内容説明
公立の小・中学校で問題となっている学級崩壊や、ゆとり教育による学力低下を危惧する多くの親たちは強い不信・不安感を覚え、子供を私立・国立へ進ませたいと考える。ここまで公立教育が地に墜ちてしまった底流には何があるのか。子供達と学校の未来は、一体どこへ行き着くのか。学力危機や秩序の崩壊に悩む日本各地の公立学校現場で、教育の再生を志し、問題の解決を模索し続ける教師、PTA、地域の取り組みを、気鋭の新聞記者達がルポルタージュ。
目次
第1部 学校崩壊(小一問題;個性重視;失われる「礼」 ほか)
第2部 学力崩壊(「できる子」との格差深刻;「指導」より「支援」;新学力観への誤解 ほか)
第3部 絶望の中から立ち上がる(昔の園児とは違う;公園通い;自分勝手で感情的 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒蜜
1
参考になりました。産経新聞社会部による教育問題の御本です。しかし、10年前の本ですか。古いですが、未だに変わらずなところもありますな。結局何をどうしろと?という風に思います。まぁ新聞記者の書いたものの限界かもしれませんが。マスコミの自己反省も無いしね。しつけをしっかりしろ、ということになるのでしょうか。じゃぁ、そのしつけは誰が?2012/10/09
Naota_t
0
★3.1 著者は産経新聞の教育問題取材班で、内容は取材で記事にした(しなかった)ものの寄せ集めの印象。帯に「公立校に、子供の未来を託せますか?」とセンセーショナルに謳っておきながら、内容は事実のみで、そこから導き出される提案や改善策はほぼない。教育現場には、組合、校長等、保護者、文科省などしがらみが多すぎて私には耐えられそうにないと思った。また、「学校の情報公開」(p178)はいい考えだ。「学校公開デー」や、校内事件の内容、件数を継続的に開示することで、情報の非対称性が減り、地域の目も変わるだろう。2021/07/14
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