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内容説明
日本で最初で最後。こんな家は、もう建たない。原木市場で買った国産のクリの木500本!職人の技に惚れ込み、終の棲家を求めて七転八倒。住まいの原点を描く感動の奮闘記。
目次
原木市場で、木を買う
理想の家を求めてさ迷う日々
木に包まれる幸せ
暴れん坊クリの木に戦いを挑む
大工の仕事ぶりほど感動する場面はない
職人の必殺ワザが大集合!
からだにやさしい土の壁がいい
やっぱり、木製建具がほしい
キッチン、自分で設計してもいいですか?
青森ヒバづくりの風呂
大ピンチ!工事が終らない
オーダーメイドで家を建てるということ
“クリの木魂”のひとたち
著者等紹介
荻原博子[オギワラヒロコ]
1954年長野県生まれ。明治大学卒業後、経済事務所を経て82年にフリー。金融経済ジャーナリストとして、女性誌からビジネス誌、マネー誌、新聞、テレビなどで幅広く活躍中。バブル経済崩壊後の家計建て直しをアドバイスする一方、財政投融資の矛盾を指摘、マンション価格の下落を早くから予測するなどして、ビジネスマンから主婦層に至るまで幅広いファンを持つ。時代の先読みに定評があり、経済界の“肝っ玉お母さん”として大人気。近著に『一生、必要なお金に困らないで暮らせる本』『自分年金のつくりかた』など著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
14
荻原さんなので家を建てる際に役立つような経済的なノウハウが書かれているのだろうと思い込んで購入したら、実際は完全な自宅建築体験記であった。残念。2013/05/15
ジュースの素
11
人気評論家の荻原博子の悪戦苦闘?の住い造り。建売などを好みで安易に買って失敗を2度もした経緯から 注文住宅をと決心。木場でクリの木を勧められたのが運の尽き。クリは丈夫で長持ちするが 硬くて暴れやすく大工泣かせ。経費も工期もうんとオーバーしたが重厚な家が建った。だが日本の法律や助成制度には腹の立つような縛りがある事も解った。 経済評論家らしくその辺の説明にも詳しい。しかし、日本の家の寿命はたった30年だと。情けないね~。2017/09/14
wei xian tiang
3
建材として顧みられることの少なくなったクリ材を使い、巨費を投じて豪邸を建てるも、夜半に梁が裂ける音が響き渡り、材の狂いで連日窓ガラスが割れる日々というかなり悲惨な結末。2016/02/14