角川選書<br> 古典歳時記

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古典歳時記

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047036574
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C0395

出版社内容情報

百人一首、源氏物語、枕草子、徒然草……日本文化の奥深さに感嘆古来、日本人は自然に寄り添い、時季を楽しんできた。旬の食べ物、花や野鳥、気候や年中行事……折々の暮らしに根ざしたテーマを厳選し、時事的な話題・歴史的な出来事を入り口に、四季折々のことばの語源と意味を解き明かす。「『春はあけぼの』は平安朝の人々の美意識ではなかった」「西行の詠んだ『花』は何か」「あじさいは平安朝の女流文学には出てこない」など、文学の知識も学べる古典文化の案内書。

目次
第一部 正月/第二部 春/第三部 夏/第四部 秋/第五部 冬/第六部 京都文化


●第一部 正月
日本の「暦(こよみ)」について/「初夢」と「宝船」/「七草粥」の由来
●第二部 春
「節分」/日本人と「梅」/菅原伝授手習鑑/「春はあけぼの」は平安朝の美意識ではなかった/唱歌「春が来た」の「に」と「で」/唱歌「朧月夜」の話/「花」と『源氏物語』/西行「願はくは花の下にて」歌をめぐって/春眠暁を覚えず」をめぐって/「水取りや籠り(氷)の僧の沓の音」(芭蕉)/三月三日は「桃の節句」/「蛍の光」変奏曲(卒業式)/「仰げば尊し」の顛末(卒業式)/「サクラサク」について(入学式)/ツバメの文学史
●第三部 夏
古池やかはづ飛び込む水の音(芭蕉)/実のならない「八重山吹」(道灌説話)/「ほととぎす」をめぐって/お茶の伝来(夏も近づく八十八夜)/「端午の節句」/「柏餅」をめぐって/五月十五日の「葵祭」と『源氏物語』/「牡丹」からの連想/六月二十一日は「夏至」/六月三十日は「水無月祓い」/「梅雨」に思うこと/「あじさい」の季節になりました/桃太郎のとがった「桃」について/祇園祭の「保昌山」(七月)/土用の丑の日
●第四部 秋
八月七日は「立秋」/七月七日は「七夕」/「朝顔やつるべ取られてもらひ水」(加賀千代女)/秋の七草/八月十六日は大文字送り火/九月二十三日は「秋分の日」/「ぼたもち」と「おはぎ」/「松虫」と「鈴虫」/「きりぎりす」と「こおろぎ」──「虫の声」/「野分」をめぐって/「名月」と「満月」/「菊」にまつわるお話/柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(子規)/「鹿鳴」雑話
●第五部 冬
冬の「千鳥」/藤原道長の望月の歌(千年紀)/十月二十二日は「時代祭」/十一月一日は古典の日(源氏物語千年紀)/十一月十五日は「七五三」/「冬来りなば春遠からじ」/「榊(賢木)」をめぐって/『竹取物語』の竹/「落雁」の由来
●第六部 京都文化
京都御所案内/「蛤御門」について/JR京都駅0番ホームの謎/東の鴨川、西の大堰川/京都の「あがる」「さがる」/京へ筑紫に坂東さ/嵯峨野の由来


吉海 直人[ヨシカイ ナオト]
著・文・その他

内容説明

古来、日本人は自然に寄り添い、時季を楽しんできた。旬の食べ物、花や野鳥、気候や年中行事…折々の暮らしに根ざしたテーマを厳選し、時事的な話題・歴史的な出来事を入り口に、四季折々のことばの語源と意味を解き明かす。「『春はあけぼの』は平安朝の人々の美意識ではなかった」「西行の詠んだ『花』は何か」「『あじさい』は平安朝の女流文学には出てこない」など、文学の知識も学べる古典文化の案内書。

目次

第1部 正月
第2部 春
第3部 夏
第4部 秋
第5部 冬
第6部 京都文化

著者等紹介

吉海直人[ヨシカイナオト]
1953年長崎県生まれ。國學院大學大学院博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、同志社女子大学表象文化学部教授。公益財団法人小倉百人一首文化財団理事。専攻は平安朝文学。特に百人一首の悉皆研究をライフワークとしている。また源氏物語は歴史資料や用例を駆使しての論が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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maekoo

8
温暖化で四季が失われつつある現在、何気ない日常や生活に浸透している歴史ある美しい日本の時季の習俗や言葉の語源や意味を知る良書! 古典文学に関わる様々な四季の自然や年中行事の歴史的な謂れや意外な事実も知れ、京都散策や各旬季の自然や文化を更に深く楽しむ事が出来ます! 「朧月夜」の歌詞の意味や「古池や・・・」の真実、葵祭を取り入れた源氏物語のもう一つの掛詞的表現等々、面白く古典が更に楽しくなる話がてんこ盛りです! 帯にある通り「日本文化の奥深さに感嘆」です! やはり日本は旧暦が合ってるとつくづく思いました。2022/10/21

Noelle

6
四季折々の二十四節気や行事ごとを掘り下げていくと、古典にその源を探ることになる、まさに、そんな新旧暦と古典を楽しく、トリビア的に綴ったエッセイ。香道の組香の折に語られる古典のあれこれがほぼ本書で語られていることに驚くことではないのだが、それが日本文化の源泉であり、古典文学と教養が現在の日本人の心性の根底にあることを再確認しますね。小学唱歌の「花」の下敷きが「源氏物語 胡蝶の巻」とか「蛍の光」や「仰げば尊し」の顛末など、話題は縦横無尽に現代と古典を隣り合わせに語られる。明日、絶対、誰かに語りたくなりますよ。2019/10/04

路地裏のオヤジ

5
図書館本。昔の日本人の素晴らしさ。それを今に伝えている日本の古典の素晴らしさを再認識した。2020/08/09

Gaudi

3
上賀茂神社と東寺の五重塔のてっぺんが同じ高さだとか。京都の街を自転車で走れば、その高低差を感じることができます。 何度訪れても楽しめる古典文学の街。来年もまた訪ねてみようと思います。2018/12/15

オシャレ泥棒

2
図書館 ×2022/01/16

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