出版社内容情報
日中風水の違いを見れば、日本人の信仰のありようがわかる!古代中国から日本に伝わり、都市、住宅、墳墓を造る際など様々に利用されてきた風水。しかし実は、「気」信仰のない日本は独自に風水の解釈を変容させた。その違いをひもとけば、日本の信仰のありようが見えてくる!
<目次>
第一章 風水とは何か
第二章 日中文化の気
第三章 中国風水論の展開
第四章 大陸の四神論
第五章 日本の風水論
第六章 魔除け 日本と中国
第七章 日本人の水の信仰
第八章 日本人のやすらぎの空間
諏訪 春雄[スワ ハルオ]
著・文・その他
内容説明
都市、寺院、住居、墓地…古来、人々の生活の様々な場面で環境を選択する指針となってきた風水。中国から伝わったこの思想は、日本でそのままの解釈で受け容れられたわけではなかった。「気」をもとに、「天」への信仰を基本とする中国に対し、「大地」に対する信仰を礎にした日本。比較文学者が、風水の受容の歴史を読み解き、日本思想の根底を鮮やかに説く!
目次
第1章 風水とは何か
第2章 日中文化の気
第3章 中国風水論の展開
第4章 大陸の四神論
第5章 日本の風水論
第6章 魔除け 日本と中国
第7章 日本人の水の信仰
第8章 日本人のやすらぎの空間
著者等紹介
諏訪春雄[スワハルオ]
1934年、新潟県生まれ。学習院大学名誉教授。新潟大学人文学部卒業・東京大学大学院博士課程修了・文学博士。専攻は日本近世文学・比較民俗学。アジアの民俗調査を行い、幅広い執筆活動を展開している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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木倉兵馬