角川選書<br> 江戸の祭礼

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角川選書
江戸の祭礼

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047036413
  • NDC分類 386.136
  • Cコード C0339

内容説明

将軍家の庇護を受け天下祭と呼ばれた神田祭や山王祭。大手町、丸の内、日本橋などを氏子地域にもち、108の町会の総氏神である神田明神は、アニメ文化の発信地である秋葉原が近いこともあり、さまざまな作品の舞台や、聖地巡礼の場ともなっている。その歴史から、祭祀の始まり、大祓や節分といった季節の神事や行事、成人式、結婚式などのしきたりの創造、御朱印のルーツなど、江戸時代から現代へ連綿と続く伝統文化をひもとく。

目次

プロローグ 江戸から現代、祭礼はどうなったのか
第1章 「江戸の華」イメージと東京の祭礼―祭礼文化の持続と変容
第2章 江戸と秋葉原、その近世近代史
第3章 江戸の伝統文化、廃絶と復活
第4章 創造された祭祀
第5章 江戸東京、神社と民俗の融合
第6章 伝統と今
第7章 新たな伝統文化なのか?神社とアニメコラボ
第8章 江戸祭礼の歴史
第9章 伝統とは何かを明らかにする

著者等紹介

岸川雅範[キシカワマサノリ]
1974年東京都生まれ。神田神社権禰宜。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期修了、博士(神道学、國學院大學)。専攻は神道学、祭礼文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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呑司 ゛クリケット“苅岡

0
ケだ、ハレだと云って、その場の雰囲気を楽しむ祭りを批判する訳ではないが、伝統もまた、誰かが始めたモノであることを確認出来る。江戸時代より前か後かで伝統の祭りかどうかを規定している訳ではない、此の本から祭りの意味を知ることが大切だと思った。著者が述べる、誕生日は、明治になってから祝うようになったという箇所は、記憶に残った。2020/09/18

甲斐祐貴

0
神田明神を例として、江戸→東京の祭礼、神社の変遷を辿っていく。2020/08/03

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