角川選書<br> 「親米」日本の誕生

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角川選書
「親米」日本の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047036093
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0331

出版社内容情報

日本は急激にアメリカ的なものを求め、そして同時に憎んでもいた――。現代につながる親米的な感覚は、第二次大戦の後からずっと続いている。敗戦国となった日本がいかにアメリカにあこがれと反発を抱いてきたのか。外交や政治といった国だけの問題ではなく、身近な民衆の中にある感情を、戦後の様々な雑誌、新聞の広告、記事、テレビやラジオなどから読み解いていく。

内容説明

第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、戦後、アメリカへの憧れと反発を同時に抱いて発展してきた。アメリカ的なものは人々の生活の中にいかに浸透し、どのように受け入れられてきたのか。『主婦の友』『暮しの手帖』『POPEYE』など雑誌の記事や広告、教科書や歌、テレビCMやドラマなどを読み解き、ガム、チョコレート、新型家電、米軍基地周辺に栄えた性産業など、象徴的な表象文化の分析から、対米感情の歴史をたどる。

目次

第1章 民主主義のカタチ(手本としてのアメリカ;アメリカを象徴する事物;噴き出す違和感;輝く米軍基地)
第2章 民主主義と日常的実践(民主主義と女性;日常生活を改善せよ;合理的で科学的な日常生活へ)
第3章 憧れの「ファミリーライフ」(アメリカ的家屋に住む;アメリカ的生活を演出する物たち)
第4章 おいしい生活(広まる洋風食事;合理化と食事;洋風食事を支える電気製品)
第5章 スピード、車、男らしさ(お茶の間のテクノロジー;余暇の時間;父親らしさを自動車)

著者等紹介

森正人[モリマサト]
1975年、香川県生まれ。2003年、関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(地理学)。三重大学助教授を経て、07年より同大学准教授。専門は文化地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mc6ρ助

7
『・・・敗戦後の日本人の主体性は少なくとも日本とアメリカの二つのイデオロ ギーの下に入ることで形成されたことになる。さらに言えば、「おふくろの味」が、清潔なトイレが、敗戦後の生活改善運動や生活の洋風化において成立したように、「日本的なもの」の多くは敗戦後のアメリカとの関係において作 られた。言うなれば 「日本的なもの」はアメリカ神話を日本において咀嚼しながら作った、次の段階の「神話」なのである。 (p241)』日本的なるもの、に振り回されている、我々。2018/04/06

yyrn

6
特に戦後の日本で「アメリカ化」がどのように進んでいったか。それはなぜか?を当時の多数の新聞や雑誌、映画やテレビのほか、有識者の発言や書籍、行政の取組などから浮かび上がらせてくれるので、当時の日本人の意識の変化がよく分かって面白かった。確かに80年代でも農村には生活改良普及員がいたと思う。60代後半以上の人たちにはとても懐かしいだろう。ちなみに私もアメリカは好きだ。「奥様は魔女」や「パートリッジファミリー」で米国を覚えた。でも米国に生まれたかったとまでは思わない。日本にいて良いところを教えてもらえば十分だ。2018/03/30

templecity

3
占領時の米軍の振る舞いは酷いものである。レイプはするわ、運賃は払わない、男性を去勢したりもする。マスコミの米国に対する論調も戦前と真逆になっており、それとともに米国人に生活が憧れとなってくる。代々木公園に進駐軍の住宅があるが、その事実を隠すためかオリンピックハウスとして展示は紹介されている。暮しの手帖や婦人生活では、米国の生活を紹介して、如何に日本に比べ進んでいるかを示している。日本が決して衛生的ではなかった記事などもある。確かに昔は消毒やボウフラを防ぐ殺虫剤を巻いたりしたものである。(続きあり)2018/05/15

onepei

2
「アメリカ」は現代日本に深く根付き、不可分であるようだ2018/03/25

takao

1
ふむ2021/08/17

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