角川選書<br> 国民国家と戦争―挫折の日本近代史

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角川選書
国民国家と戦争―挫折の日本近代史

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047035850
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0321

出版社内容情報

日清戦争、日露戦争、満洲事変、日中戦争……「国民」は戦争の中で創られた

内容説明

開国から明治維新の近代国家創設、日清・日露戦争を経て植民地帝国への拡大、満洲事変から日中戦争、第二次世界大戦敗北による帝国崩壊まで…。日本は、アメリカ・フランスのような理念型ではなく、民族型の国民国家を形成し、天皇中心の国体に収斂してしまった。国民による戦争への積極的な関わりにも注目。「国民」をキーワードに、日本近代史を解明し、単純な支配・被支配関係ではない国民国家・日本の実像に迫る。

目次

序章 国民国家日本を考える
第1章 明治維新と「国民」創りの始まり
第2章 創り出される「国民」意識
第3章 多様化する国民国家と新しい「国民」
第4章 変容する国民国家
終章 「国民国家」の創り直し

著者等紹介

加藤聖文[カトウキヨフミ]
1966年愛知県生。早稲田大学社会科学部卒業後、大和証券に勤め、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。人間文化研究機構国文学研究資料館准教授。日本近現代史・東アジア国際関係史・アーカイブズ(歴史記録)学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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