角川選書<br> 新島八重 愛と闘いの生涯

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角川選書
新島八重 愛と闘いの生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047035058
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0395

出版社内容情報

新発見の資料を活かして綴る、「新島八重伝」の決定版。

会津藩士の娘として誕生、鶴ヶ城に篭城して戦い、新島襄と出会い、襄を看取り未亡人となり86歳で亡くなるまで。不屈の会津魂とキリスト教精神を併せ持ち、信念を貫いた八重の一生を、懐古談をもとに描き出す。

内容説明

同志社の創設者、新島襄の妻・八重。幕末の会津藩に生まれ、戊辰戦争の銃撃戦に男装で参加、「会津のジャンヌダルク」と呼ばれる。襄亡き後は、日清・日露戦争で篤志看護婦を務め、「日本のナイチンゲール」と称賛された。ほとんど知られることのなかった八重の生涯を、著者発見の新史料をふくむ、豊富な資料をもとにエピソードで描き出す新島八重伝の決定版。

目次

第1章 八重の生涯(初期 幕末のジャンヌ・ダルクあるいは会津の巴御前―会津若松時代;中期 ハンサム・ウーマンあるいはクリスチャン・レディ―新島襄との夫婦時代;後期 日本のナイチンゲール 会津魂再び―未亡人時代)
第2章 八重をめぐるエピソード(八重と「板かるた」;「明日の夜は」の歌をめぐって;八重歌集抄;前夫・川崎尚之助の新事実;偉大な兄・山本覚馬;日向ユキとの勾留;やんちゃな満坊―教科書に載った新島夫妻;大久保真次郎・久布白落実の見た新島夫妻;八重と裏千家茶道)
第3章 懐古談(男装して會津城に入りたる當時の苦心―懐古談一;家庭の人としての新島襄先生の平生―懐古談二;新島八重子刀自の談片―懐古談三;新島八重刀自壊古談―懐古談四;懐古談集成―懐古談五)

著者等紹介

吉海直人[ヨシカイナオト]
1953年、長崎県生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(文学)。国文学研究資料館文献資料部助手を経て、同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授。専門は平安時代の物語文学・和歌文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

16
略歴と2、3のエピソードのみ読みました。旧仮名使いの言葉や短歌についてある程度興味がないとつらいかも。ただ当時の感覚で旦那を「ジョー」と呼べるのは相当なセンスの持ち主だと思います。来年綾瀬はるかさんはどう演じるか楽しみです。2012/07/19

ぶ~まっくす

2
新島襄さんと八重さんと日本の歴史とどう関わってるのか知りたくて読んでみました。大河ドラマではどのようになるのか?確か大好きな吉川晃司がでてるはず^^2012/10/12

どら猫さとっち

1
大河ドラマ『八重の桜』のヒロイン・新島八重が気になって読んでみた。なぜこの女性が、今までスポットライトを当てなかったのか、不思議でならないくらい、かっこよくたおやかである。闘う女性と慈しむ女性。夫・新島襄との破天荒ながら幸せに愛した日々。本書は、新島八重入門書としても、とても親切に書かれている。本書を読むと、やっぱり八重役は綾瀬はるかがぴったりではないかと思っている。2013/01/31

あきこ

1
う~ん、この本はマニアック過ぎてちょっと重たかったな。資料の引用や昔の文章が読みにくくて萎えた。1人の女性の生き方として興味を持っていたけれど、あまり共感できなかった。素晴らしい人だとは思うがなぜだろう? たぶん、そこに可愛げだとか、失敗談とかの人間味を感じることが出来ないからだと思う。付き合いにくそうな印象を持ってしまった。2012/06/23

Rico

0
八重の桜、明治維新は無血革命だと思っていたので、国内戦の厳しさに驚くのとともに、こんなすごい女性がいたことにも驚き。八重への評価が、新島襄の歴史、女性への見方などと関わっているのが面白い。今の時代にはとても共感を呼ぶ女性像だと思うのだけれど。会津時代、襄時代、最後の赤十字や茶道に励んだ時代と、生き抜いた八重の強さに元気をもらえる。2013/07/30

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