角川選書
茶の湯の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047034556
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C0370

内容説明

日本文化の真髄とされる茶の湯。従来の茶道史は、伝承にもとづいてその成立を論じ、茶の湯の美学・思想を文化史的に跡づけようとしてきた。これに対して本書は、点前・作法の視点から、闘茶、一服一銭の茶屋、草庵の茶、侘数寄の茶、家元制の一子相伝など、「わび茶」の成立と発展の歴史を解明、はじめて茶の湯の具体的な変遷を明らかにした。わび茶の歴史を全面的に塗り替える、まったく新しい茶道史の誕生。

目次

第1章 中国の茶と日本への伝来
第2章 茶の湯以前
第3章 茶の湯の成立
第4章 茶の湯の大成
第5章 茶道への展開
第6章 近代の茶道

著者等紹介

神津朝夫[コウズアサオ]
1953年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学大学院・帝塚山大学大学院修了。博士(学術)。その間、ドイツ・マンハイム大学に二年間遊学。専攻は日本文化史・茶道史。大学教員を経て、現在は著述業・帝塚山大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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