角川選書<br> 夢から探る中世

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角川選書
夢から探る中世

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047033764
  • NDC分類 210.4

内容説明

土一揆が頻発する応仁の乱前夜の京都・奈良。室町時代に、人が見た夢は、これから起きるできごとの神仏からのメッセージとされた。興福寺大乗院前門跡、経覚が輿に乗って空を飛んだという西忍の夢、その夢解きをする門跡、尋尊。それぞれが遺した記録から、門閥二人の関係を克明にたどり、夢が共有された「夢語り共同体」としての中世社会を描き出す。

目次

第1章 交差する三つの道(天竺人の子、西忍;門跡の地位を追われる経覚;幼い新門跡、尋尊)
第2章 戦乱と土一揆のひろがり(日々乱発する土一揆;龍王と仏舎利;越前の荘園支配をめぐって)
第3章 未来記と夢語り(二つの未来記;経覚の「夢語り共同体」;師弟三人が、あいならぶ時)

著者紹介

酒井紀美[サカイキミ]
1947年、大阪市生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程修了。日本中世史専攻。茨城大学教育学部教授