角川選書
茶人 豊臣秀吉

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047033474
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C0376

内容説明

桃山時代、天下統一を達成した豊臣秀吉が好んだ茶の湯とは、どんなものであったのだろうか。「千利休は辛気臭い、茶の湯は面白く楽しくあるべきだ」と考える秀吉の茶の湯は多くの賛同をうるとともに追随者を生んでいった。当時の日記や書状などを通して、秀吉の茶人としての実像を炙り出しながら、茶道の主役と考えられていた千利休を超えて、秀吉が茶道界に絶大な影響力を及ぼしていく姿を生き生きと描き出す。

目次

第1章 茶の湯に目覚めた豊臣秀吉(描きたい茶人秀吉像;茶に心が弾んでならない好漢、秀吉 ほか)
第2章 利休創作茶の湯を発展させる秀吉(秀吉と利休と、侘びと寂びと;侘人を視野にいれよう ほか)
第3章 天下人・豊臣秀吉の茶の湯(秀吉の利休創作道具の取り込みかた;秀吉の紹鴎見立て道具の取り込みかた ほか)
第4章 エンターテイナーとしての茶の湯者、豊臣秀吉(茶屋遊び;秀吉にとって茶屋とは?路地とは? ほか)
第5章 “三人の茶人”を演じ分けた秀吉(千利休の創作茶の湯のプロモーター・秀吉;武家茶の湯の確立者 ほか)

著者等紹介

矢部良明[ヤベヨシアキ]
1943(昭和18)年、神奈川県大磯町生まれ。東北大学文学部美術史科修了。東京国立博物館工芸課長を経て、現在、郡山市立美術館長
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感想・レビュー

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知降 星人

1
結局のところ、秀吉あっての利休なのであった。2019/12/27

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