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角川選書
日本文化の模倣と創造―オリジナリティとは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047033412
  • NDC分類 361.5

内容説明

著作権をはじめとして、現代の私たちは「独創(オリジナル)にこそ価値があり、模倣(コピー)は許されない」という価値観に縛られている。しかし伝統文化を振り返れば、個性豊かな表現は先達の芸や作品を模倣することから生まれてきた。西洋美術、浮世絵、写真、連歌、インターネット、マンガ・アニメなどを題材に、近代的な価値観にすぎない「独創」神話の矛盾を解き明かし、模倣を楽しむ「再創文化」の意義を問い直す。

目次

第1部 模倣と創造―オリジナリティとは何か(似ているとはどういうことか;ものまねの美術;写真の神話)
第2部 著作権は何を守っているのか―著作権制度の光と影(著作権の狂想曲;コピーと国のかたち)
第3部 日本文化と再創主義のすすめ(つながりの歌;デジタル社会のジャポニスム;クリエーションからレクリエーションへ)

著者紹介

山田奨治[ヤマダショウジ]
1963年、大阪生まれ。筑波大学大学院修士課程医科学研究科修了。京都大学博士(工学)。専門は情報学。日本アイ・ビー・エム株式会社、筑波技術短期大学助手などを経て、1996年より国際日本文化研究センター助教授。総合研究大学院大学文化科学研究科助教授を併任

出版社内容情報

「オリジナルには価値がある」という常識が一般化している。しかし、芸術や芸能の世界を顧みれば、模倣こそが創造を生み、文化伝播の原動力となっていた。近代商業主義に左右されない「再創」文化の意義を問い直す。