角川選書<br> 戦国三姉妹物語

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角川選書
戦国三姉妹物語

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047032866
  • NDC分類 281
  • Cコード C0321

内容説明

長女茶々(のち淀殿)、二女初、三女小督の三姉妹は、戦国時代、浅井長政を父に、お市の方(織田信長の妹)を母に生まれた。のちに数奇な運命をたどり、三姉妹は歴史の表舞台にそれぞれが立つ。豊臣秀吉の側室となり、鶴松・秀頼の二人の男子を生む茶々。京極高次に嫁ぎ、夫の死後、出家剃髪して常高院と号し、浅井家の名跡を残すために努力する初。三度目の結婚で徳川秀忠の正室となり、三代家光を生む小督。三姉妹のそれぞれの生涯を克明に綴り、戦国の世を、自ら運命を切り拓いて生き抜した三姉妹の姿を浮き彫りにする。

目次

第1章 浅井長政とお市の方の結婚
第2章 二度の落城を経験したお市と三人の娘
第3章 秀吉の保護をうけた三姉妹
第4章 秀吉の側室となる茶々
第5章 徳川秀忠と結婚した小督
第6章 関ケ原の戦いと三姉妹
第7章 豊臣・徳川の力の逆転
第8章 大坂の陣とその後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KIYO

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信長の妹、お市と浅井長政との間に生まれた3人の姉妹の生涯を描いた一冊。なかなか読み応えのある書籍でした。後の淀殿となる茶々や家光の母親の小督の運命はとても興味があったので、楽しく読めました。2006/05/29

パスカル

0
市が勝家と共に自刃したのは荒木事件の影響(女子供も処刑)があったのかもしれないってのは、目から鱗っつーか、なるほどと思ったわ。家康から提示された条件を飲んでれば、少なくとも秀頼一代の間は豊臣の存続は許されたのかもなー。所詮は歴史のIFだけどさ。2021/06/26

Waka

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たまたま図書館で見つけて読了。「英雄たちの選択」でお馴染みの小和田哲男先生のご著書を初めて読んだ。大変読みやすい文章と、誠実で公正な目線に好感を持つ。特に淀殿の評価を(持ち上げるのではなく)公正に見ようとする姿勢に人柄を感じる。1997年なので古い図書だが、「古い説だなあ」と感じるところはほとんどなく、読んでいて気持ちよかった。2019/09/06

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