角川選書<br> 小田原合戦―豊臣秀吉の天下統一

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小田原合戦―豊臣秀吉の天下統一

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047032798
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0321

内容説明

延徳3年(1491)、初代北条早雲が伊豆に討ち入って以来、五代百年間にわたって関東の戦国大名として君臨した後北条氏は、天正18年(1590)、豊臣秀吉との小田原合戦により滅亡する。後北条氏は、なぜ秀吉の攻略を受けなければならなかったのか―。小田原合戦は、単に秀吉の全国統一の総仕上げ戦でもなく、一戦国大名の消滅と簡単に言い切れない背景を内在させている。近年の関東戦国史研究の成果をもとに、小田原合戦の歴史的意義を見直す。

目次

第1章 台頭する豊臣秀吉
第2章 武田攻めと北条氏の行動
第3章 本能寺の変とその前後
第4章 北条氏と徳川氏との講和
第5章 対立する豊臣秀吉と徳川家康
第6章 関東・奥惣無事令と北条氏の対応
第7章 豊臣秀吉の宣戦布告
第8章 小田原合戦の準備―豊臣軍と北条軍
第9章 小田原合戦の開始―小田原城の攻囲作戦
第10章 小田原城の開城

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

2
秀吉の天下統一最終戦というイメージの強い小田原合戦を、北条氏側の視点を中心にするとどうなるか?というのが、この本。あくまで東国(関東)征服にこだわる北条氏は、それ故に全国統一を図る信長やその後継者たる秀吉から見れば、容認出来ない存在だった。しかし、中央政界の情勢に疎かった北条氏には、信長も秀吉も西国の覇者にしか見えなかった。ここに北条氏が滅亡してしまう必然があったという。北条氏は籠城戦のために、百か所以上の大小の城を築き、農民だけでなく、芸人や僧侶まで雑兵として根こそぎ動員していたらしい。2011/07/26

Ryuji Saito

0
 小田原合戦の経緯を詳細に知りたくて、古本で購入。意外と経緯が詳しく載っている本が少ない中、この本は○。欲を言えば、年表があればさらに○。2012/11/12

ランブル

0
★★★★★

U-G.Kintoki

0
タイトルに反し主に北条方の視点で書かれているのがオモシロイ。2009/05/02

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