目次
第1章 「気」は宇宙の元素(「気」の身体観・宇宙観;日本語の中に生きる「気」;脳と「気」と「心」)
第2章 道教の広がり(道教とは何か;道教における方術の意味;「気」と道教の神々 ほか)
第3章 さまざまな方術(「気」の占い―方術・術数;方術を支える「気」の特質―「感応」;望気術の展開 ほか)
第4章 養生と中国医術(道教と養生思想の根底;「気」と中国医学・薬学;養生書)
第5章 呪符と煉丹術―「感応」の力(「お守り」「おふだ」がもつ力;「気」の化学―煉丹術;宗教的側面からみる煉丹術)
第6章 風水と「孝」―中国思想・民俗・信仰の根幹(地の「気」と風水術;「孝」と風水思想;中国人の基底をなしている思想)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミミミ
3
面白かった〜中国ファンタジーの謎が少し解けた2022/04/08
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
0
気学や風水は、道教から思想を抜いて残った部分の技術と誰かの著作で読んだ。その歴史や思想が前半、後半は思想と技術。なにしろ大昔の中国の話なので思想も諸説あるようだが「万物それぞれに生命力を認める、特に目に見えない『気』の運動、これを根拠としてそれに我が身をゆだねて救済を求める宗教」「永遠の生命への到達を目標として、そのために役立つ科学技術、とくに医学、薬学を重要な要素とする信仰」。鍼灸や薬草は養生の末=対処療法であって、それを必要としない元気な心身を目指すようだ。西洋医薬の対処療法は養生の末の末か2021/02/02
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