角川選書<br> 将棋の世界―日本人の心が育んだ勝負の世界

角川選書
将棋の世界―日本人の心が育んだ勝負の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047032316
  • NDC分類 796
  • Cコード C0376

内容説明

将棋とは何か―。そのルーツを探り、家元制度から実力制への移行、そして現代にいたるまでの流れと、その時代に生きた棋士たちの群像を浮き彫りにする。みずからも栄光と悲惨が歴然とする勝負の世界にあって、棋士の本質、体得した技術の優劣、熾烈な戦いとそれにまつわるエピソードを紹介しながら、将棋の奥の深さとすばらしさを物語る。

目次

第1章 将棋のルーツと現行将棋の誕生
第2章 家元制の成立と戦術の変遷
第3章 家元時代の棋士群像
第4章 実力名人制と近代将棋の礎
第5章 塚田・升田・大山の確執時代
第6章 棋界を動かした名棋士たち
第7章 近代将棋と次代を担う精鋭
終章 私と将棋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

27
大内先生が1993年に書いた、将棋についての百科全書的な本だが。将棋を知らない人には難しくてわかりにくく、将棋を知っている人にはものたりない内容になっているようで。結局、大内先生の経験した部分が面白い。山田道美八段が、大内・大山の王位戦のタイトル戦の夜に、大内先生の部屋を訪ねてきて「一緒にこの将棋を研究しよう」といったというエピソードは、驚いた。2018/10/13

大典太

1
花村・灘の大喧嘩の話がいかにも昔風で面白い!! 終章に記された筆者の将棋観、24年前に世に出たもの ですが、隔世の感あり。合掌。2017/09/23

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