角川選書<br> 現代と部落差別―差別は今日どう生きているか

角川選書
現代と部落差別―差別は今日どう生きているか

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047031722
  • NDC分類 361.86
  • Cコード C0336

内容説明

差別は基本的人権の侵害という、わが国憲法にももとる行為であり、誤った観念である。とりわけ部落差別は、わが国における人権侵害の典型的社会現象といえよう。本書は、差別問題に対して、国際的視野に立って積極的に発言してきた著者が、一般読者に向けて、部落差別の実態とそれを生み出した背景について解明し、今われわれは何をすべきかを提言する。緊急に読まれるべき、現代人必見の書である。

目次

1 部落差別とは(部落差別は今日どう生きているのか;社会意識としての差別観念とは)
2 部落はどう作られたか―歴史的解明(部落解放闘争の歴史;水平社創立より敗戦までの闘い;戦後の部落解放運動;越境と矢田教育差別事件;狭山差別裁判;宗教と差別)
3 差別語問題と表現の自由をめぐって(同和教育の現状と課題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウみん

1
日本で昔から部落民の差別は続いていた。まるで、インドのカスト制度みたいだ。 この本は30年前に書かれていて2021年の現在の事情と合ってない所もあるが、今でも在日差別とか密やかにどこかでは差別があると思う。 小田切先生が大学時代に部落差別について研究したことがあるらしく、少し興味を持った。2021/10/19

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