内容説明
俳味を甦らせ、築きあげる新鮮季語随想。日常身辺に美を探り軽やかに四季と語る。
目次
春の詞(立春;猫の恋;まんさく;鶯餅;雪しずく;紅梅;梅;斑雪;三月;雛祭り;春泥;啓蟄 ほか)
夏の詞(夏来る;初夏;五月;四迷忌;更衣;牡丹;夏の闇;薔薇;若楓;夏みかん;夏鶯;夏燕;鮨;蕗 ほか)
秋の詞(西瓜;葡萄;朝顔;天の川;赤のまま;大文字;初嵐;邯鄲;芙蓉;稲妻;葛の葉;コスモス ほか)
冬の詞(ふゆのことば)(神無月;小春;冬;銀杏散る;冬の畦;龍の玉;冬の蝶;大根引;山茶花;柊の花;葱;焚火;茶の花;寒し;枯葎;花八つ手;蒲団;冬の滝;十二月;賀状書く ほか)
新年の詞(年玉;初詣;春著 ほか)