感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mentyu
3
真理の存在を前提に、よりよき人生のあり方を追求するという、明治大正期の煩悶青年の生き方が濃縮されている。なので、相対主義の21世紀初頭に生きる自分の心には響かなかった…。2022/10/02
tessy
2
今ではほとんど読む人がいなくなった名著。 自分のもっとも好きな本のうちの1冊である。 読むたびに心に響く言葉が違うが、今回は 「すべての優れたる人は自分の師である」 「結合の核が自分である限り、自分の思想はついに自分自身の思想である」 「自ら本当の男であり、人間でありたい」 「問題は他人にあらずして自己にある」 などであった。 本当に素晴らしい本だ。みんな、明治の人を読もう!2008/03/17
mawaji
0
高校生だった兄の本棚にあったように記憶しています。最近哲学ブームで再評価されていると小耳に挟み、非常に遅ればせながら読みました。とても硬くなった頭にかなりこたえましたが、なんとか読了。果たして高校生の頃に読んで読破できたかどうかわかりませんが、頭の柔らかい頃に読むべき本をおざなりにしていたツケが回ってきた感じ。悩むからこそ哲学者。みんな哲学者になれるのだ。2010/07/24
-
- 電子書籍
- しがみついても無駄です【タテヨミ】第4…