出版社内容情報
大好きな母と、ずっと苦手だった父が、同時期にガンと宣告された。めまぐるしく過ぎる介護の日々、余命宣告、最後の家族旅行などを経て、弱っていくふたりを見つめながら、心の準備と覚悟を少しずつ積み重ねていく。そして、約2年の介護の末に父と母を見送り、静かに訪れた「もう会えない」という現実。喪失感に包まれる日々のなかで、一緒に食べたもの、ふたりで歩いた道を思い出しながら、少しずつ少しずつ、日常と自分を取り戻していく。もう会えない人への想いを抱えるすべての人に捧ぐ、静かで優しい喪失と再生の物語。SNSで大きな共感を呼んだコミックエッセイに40P以上の描き下ろしを追加して待望の書籍化。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Uca
4
めっちゃ泣いた。やだな、でもいつか必ずその日が来る。私は耐えられるだろうか。2026/01/16
Kitty
3
母が亡くなって1年。重なりすぎた。毎日毎日お母さんのことを考えるし、お母さんに会いたい。亡くなってしばらくは本気で時々お線香の匂いがして、その度に来ているのかなと考えた。四十九日過ぎたらお線香の匂いが滅多にしなくなって、四十九日過ぎたら成仏するからか?ならそれまではやっぱり本当に来てたのか?とかぐるぐるめぐる。会いたい。2026/01/01
ずず
2
とても泣きました。素敵なお母様だったんですね。自分の話になるけれど、私の母は不機嫌を出す人なので、手放しで大好きと言い切れない。それが苦しい。こんな整理のつかない状態でお別れの時がきたらどうなってしまうんだろうか。いつか後悔しないように言動を選ぶこともある。たまに実家に帰るといつかを想像して切なくなる。生きるってそういうものなんでしょうかね。2026/03/01
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