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出版社内容情報
初めての夜を迎えた悠太と沙季。
初体験は二人の関係を大きく変えてしまうのか、それとも何も変わらないのか。
その答えは、これから二人が人生を歩みながら作っていくのだろう。
大学生活が本格的に始まり、新しい友人と付き合い、新しい職場で働き、新しい日常を過ごす。
生活時間のズレは小さな隙間を生んで、時間とともにゆっくりと拡がっていく。
二人は自分の人生を生きながらも、綻びを縫い合わせるように歩み寄り――初体験、SNS、仕事での失敗、学外での出会い、パパ活の話題、運転免許の取得、二人の思い出の記録。
互いの人生を生きる“兄妹”が、距離を越えて共に歩む恋愛生活小説 第15弾。
【目次】
内容説明
初めての夜を迎えた悠太と沙季。初体験は二人の関係を大きく変えてしまうのか、それとも何も変わらないのか。その答えは、これから二人が人生を歩みながら作っていくのだろう。大学生活が本格的に始まり、新しい友人と付き合い、新しい職場で働き、新しい日常を過ごす。生活時間のズレは小さな隙間を生んで、時間とともにゆっくりと拡がっていく。二人は自分の人生を生きながらも、綻びを縫い合わせるように歩み寄り―初体験、SNS、仕事での失敗、学外での出会い、パパ活の話題、運転免許の取得、二人の思い出の記録。互いの人生を生きる“兄妹”が、距離を越えて共に歩む恋愛生活小説、第15弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
初めての夜を迎えた悠太と沙季。大学生活が本格的に始まり、それぞれが新しい友人と付き合い、新しい職場で働き、新しい日常を過ごす第15弾。新しくできた友人のパパ活概念に戸惑いながら、インターンで働き始めて秘書的な仕事を振られ、必死に食らいついていく沙季。一方、大学で友人を得て、運転免許の取得を進めながら、新しいことにチャレンジしていないのでは…と疑問を抱く悠太。違う大学に入って共有する時間が減っていく状況でしたけど、それでも話し合う中で刺激を受けて、お互い頑張ろうと思える2人ならきっと大丈夫だなと思えました。2025/10/23
れっちん
12
今回、個人的なハイライトは『沙季』の生活。 新しい友人、新しい職場。 戦力として期待される部分と、まだ届かない部分。 喜び、悩み、苦悩、失敗――そして成長。 その一つひとつに“生きている”感情があって、 彼女の心の揺れと強さを実感できたのが何より嬉しい。 『悠太』もまた、新しい日々の中で考え、迷いながら、 ゆっくりと愛を育んでいく。 今回も、読後に柔らかな余韻を残すラスト。 これこそが『義妹生活』の魅力なんだと思う。2025/10/24
らいおねる
8
今は無人レジがあるよねと買うことに何の障害もない自分は懐かしく感じました。なんかわからないようにする袋に包んでくれたりしてたよねとも。環境が変わって一人一人の新しい事、片方が自分もってなる焦りに似た気持ちも痛いほどわかります。そして最後に素晴らしい提案する沙季にほっこりしました。2025/10/31
椎名
8
一線を越えてからの二人、かと思いきや越えるところもちゃんと描かれてびっくりした。しかし考えてみると、描くことでそれがゴールではなく、一緒にご飯を食べて話したり、休みの日に出かけたりするのと同じだけの普通であり特別なことであるということなのかもしれないとも思う。インターンに忙しく働く姿が描かれる沙季と、大学生らしい姿が描かれる悠太の日常は大きく乖離した。だからこそ共通して、相手にどんな自分を見せたいか、どうすればより共有できるかということが軸となって語られている。毎回だが一冊ごとのテーマの打ち出しが上手い。2025/10/29
leo18
7
最初からクライマックスな例のシーンがあったものの、基本的には大学生活の日常を描いた落ち着いたエピソード。何かもう熟練の夫婦感あるよね。2025/10/30




