出版社内容情報
東日本大震災で、突然日常を奪われた1歳の息子と20代の夫婦。子の夜泣きやアレルギーなどから避難所生活をあきらめて自宅避難で乗り越えた家族の、3月11日から4月1日までの実録コミックエッセイ。
自宅避難だった自分が語るのは申し訳ないと、これまで語ることを控えていた著者。けれど、この地震大国で、実は意外と多いかもしれない自宅避難者の日常を知ってもらうことで、防災の備えの大切さを一人でも多くの人に知ってもらうことができたら…という気持ちで、当時を振り返ります。世界がひっくり返るような地震が起きても、人間はお腹も減るしトイレにも行きたくなるし、赤ちゃんは夜泣きする。命のことを考えながら、電気や水がない中で今日のごはんのことも考えている。混乱しながらも生活を続けた約3週間の日記コミックです。マンガの合間には、現在は防災士としても活動する著者の今すぐ実践できる自宅防災アイデアコラムも充実!
【目次】
東日本大震災発生後の3月11日から4月1日までを、現在は防災士の資格も取得し全国で講演も続ける著者が描く、実録日記コミック。
プロローグ/1章 発生から3日間のこと 3月11日~3月13日/2章 発生から1週間のこと 3月14日~3月17日/3章 発生から2週間目のこと 3月18日~3月24日/4章 発生から4週間目のこと 3月25日~4月1日/エピローグ コラム防災アイデア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
127
防災士でもある作者の実録日記コミック。あの震災から15年なのだなぁと··3/11から3週間、自宅避難〈中間被災者〉だった作者·アベナオミさん。幼子(1歳7ヶ月·アトピー)を抱えての自宅避難の日々に思いを馳せた。もっと大変な経験をした方がいるのは百も承知、決して比べてる訳じゃない。少しでもこれからに活かせられたら!なのだ。この国に暮らす以上他人事じゃないのだ。備えあれば··2026/01/12
あっか
38
新刊。小池浩さんの宇宙さん本シリーズで知られるイラストレーターさんによる震災中間被災者実体験エッセイ。わが家も末っ子が1歳9ヶ月なので月齢が近く、身につまされながら読みました。色々な防災本や情報で勉強してきましたが、震災直後の生活状況が分かるのはこちらのエッセイが1番リアル。わが家も可能な限り自宅避難を考えているので、足りないところ・もっとこうした方がいいなと思うところを改めて考えさせられました。防災対策って想像力が大事だと思うので、こうして発信していただけることにとても感謝。2025/12/23
ジャスミン
8
3月11日に読了。漫画で分かりやすく、総ルビなので小学生の子供も一緒に読めた。知らなかったことをたくさん知れた…中間被災者/雪が降っていた/10分充電するのに1時間以上並ぶ/一度水が出てもまたすぐ断水/…何かあったら自宅避難の可能性が高いと思っているので、自宅で過ごした経験が凄く参考になった。並ぶのは大変そうだし、備蓄しておく重要さをリアルに理解できた。さっそく必要なものの買い出しリストを作り、防災リュックを用意した。冷蔵庫も整理して、備蓄できるようにしておく。貴重な経験を伝えてくれた作者様に感謝。2026/03/11
こたま
4
意外と知る機会のない、中間被災者の実体験が詳細に綴られている。自宅が損壊せず、そこで生活できることは有り難いが、基本的に物資は自分で手配することになり、情報も届きにくい面があっただろう。被災=避難所へ、とならないケースも考えておくきっかけになる一冊。2026/02/25
あい
1
電子本2026/03/06




