出版社内容情報
妖精・リャナンシーとの出会いを求めて郊外の屋敷で開かれるハウス・パーティーを訪れたアルヴィンとローザ。
しかし、館でのリャナンシーとは妖精ではなく、「アヘン」の符号だった……。
貴族の子息をアヘン漬けにすることで利益を貪っていた貿易商と、
その妻でアヘン窟の女主人のシエナ。
けれど、ローザはシエナの瞳の中にかつての己と同じ絶望と孤独を感じ取り……。
アルヴィンとローザは、シエナの真意にたどり着き、危険な館から脱出することができるのか。
そして“年の逆転した兄弟”であるアルヴィンとクリフの関係性にも変化が……?
アンティークと妖精が交差するフェアリーテイル・第6巻。