ＭＦ文庫Ｊ クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。〈１０〉

天乃 聖樹【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 264p／高さ 15cm
• 商品コード 9784046844453
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

想いを通じ合わせ、朱音と才人はハッピーエンドを迎え――てはいなかった!?
今まで溜め込んだ「好き」が溢れすぎて朱音は暴走を始めてしまう。
予想外の展開に困惑した才人は、彼女を落ち着かせるため、敢えて突き放してみるのだが……。
朱音が本気で寂しがり、才人は朱音の愛に真っ直ぐ向き合う。
今までのいがみ合いが嘘のように、お互いが与えあう関係を築き始めたその矢先、最大の試練が立ちはだかる。

大嫌い同士で始まった結婚、絶対に上手くいくはずがないと思っていた同居。
それでも少しずつ、共に乗り越えてきた。
嘘から始まった二人の歩みは、一つの答えにたどり着く。

高校生夫婦が織りなす絆の物語、ついに終幕――。

内容説明

想いを通じ合わせ、朱音と才人はハッピーエンドを迎え―てはいなかった！？今まで溜め込んだ「好き」が溢れすぎて朱音は暴走を始めてしまう。予想外の展開に困惑した才人は、彼女を落ち着かせるため、敢えて突き放してみるのだが…。朱音が本気で寂しがり、才人は朱音の愛に真っ直ぐ向き合う。今までのいがみ合いが嘘のように、お互いが与えあう関係を築き始めたその矢先、最大の試練が立ちはだかる。大嫌い同士で始まった結婚、絶対に上手くいくはずがないと思っていた同居。それでも少しずつ、共に乗り越えてきた。嘘から始まった二人の歩みは、一つの答えにたどり着く。高校生夫婦が織りなす絆の物語、ついに終幕―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[芳樹]

【BW】表紙を飾るウェディングドレスを纏った朱音の姿に感無量。そんな幸せな彼女と才人の結婚式がラストシーンの平和な展開になるのかかなと思って読み始めたら、大間違い。デレた朱音の大暴走に始まり、二人に対する過去最大の危機が訪れたりと、最後の最後までドタバタするという本作品らしい最終巻でした。才人と朱音をはじめ、彼らとともに青春を過ごした皆に幸せな未来が訪れますように。これぞザ・ラブコメという、とても秀逸な作品でした。天乃氏の次回作も楽しみにしています

2025/01/26

[真白優樹]

心を通じ合わせた途端に朱音が色ボケになって暴走したりする中、最後の試練に立ち向かう最終巻。―――見せてやれ、君とだからと願う愛。　両想い、という結果が新たなドタバタを招き朱音がいつもとは違う方向に大暴走したりしてしまう中で最後の試練に立ち向かう巻であり、やっとこさ通じ合ったからこその無敵の思いで立ち向かい、乗り越えていくという成長にほろりときて万感の思い溢れる巻である。これまでも、これからも。二人だけではなく皆がいる。そんなドタバタをこれからも続けていきながら、未来へと。 うん、とても面白かった。

2025/02/04

[れっちん]

高校生で結婚して同居しちゃった。の名作がついに完結。 このクールでアニメ化、巻数も10巻だし、大団円です。完結おつかれさまでした。結構おもいれがある作品 有数のお金持ち『北条才人』と『桜森朱音』のケンカというか（10巻はいちゃいちゃというか）の暴走ドタバタが主軸になるんだけど、結構読み手を選ぶドタバタとは思う。 正直ドタバタ劇は作風としては苦手な方なんだけど、最後まで読ませてくれたのはやっぱり作品の力、面白さだろう。 最後は結構じーんと来たぞ。 アニメの評判も良いようなので見るぞ！

2025/01/30

[のと]

無事完結、最後の最後までドタバタ劇で、イチャイチャしててとてもよかった。天乃先生、お疲れさまでした。

2025/02/10

[平野静也]

最後の最後にいろいろぶっこんできて、結構ハラハラしてました。ほんとにこれが最終巻なら、まだまだ読みたりないくらいですが。とにかく、10巻も楽しく読ませていただきました。クラ婚よ、永遠なれ。

2025/01/26