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出版社内容情報
ある町の片隅に、ミチカケという小さな古書店が佇んでいる。
本を読みながら店番をする店主のサク。彼は、本の世界に遊びに行けるという不思議な力を持っている。
現実の喧騒から離れたいサクは、その力を使って本の世界に行き、物語のなかで遊んでいる。
そんな古書店には、今日もいろいろな客が訪れる。疲れた人、行き詰まった人、そして現実から逃げたい人―。彼や彼女たちもまた、本の世界に迷い込んでいく。
疲れた日に楽園で寝転ぶ絵本、会いたい人に再会できるロマンス小説、自意識をリメイクしてくれるレシピ本―。
仕事や人間関係に疲れた人が立ち寄って、ひと時の夢を見る古書店。
思い出の本、好きな本、ずっと忘れていた本―。本の世界で遊ぶうち、少しずつ立ち直っていく。
今日は、どの本で遊ぼうか?異世界へ繋がる古書店の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
43
オールカラーだとは意外だった。落ち着いた色使いがとても美しく、静かな物語によく似合う。古書にありがちな金銭的な話はなく、本の中に入れるという、読書の世界の夢をさまざまに描く。一番ホロッとしたのは、「七冊目」の「犬の喫茶店」。失恋や家族愛の話ももちろん良かったけど、話のディテールや運び方が泣かせる。うまいなぁ、と思うの は、夢であっても眠るシーンがなく、自然に世界に入っていること。振り返ってみると、実は夢とはそういうもののはず。このコミックは眠る前に読むと心静かに幸せな睡眠に入れそう(実は今がそうです)。2025/03/17
ニャンコ先生
2
「犬の喫茶店」で泣いた。。。犬の話には弱いなぁ。。。心に余裕がある時、ゆっくりと、吟味する作品です。2025/02/25
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