MF文庫J<br> エンバーミング・マジック―魔法を殺す魔法

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MF文庫J
エンバーミング・マジック―魔法を殺す魔法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046843432
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

目の前で女の子が車に撥ねられた。
その日、初めて僕は禁忌と知りながら一般人に魔法を使った。
彼女は助かったが、「破壊」以外の魔法が下手な僕は家入ナギを猫にしてしまった。
『魔法憑き』の人間は魔法を使えるようにならないと魔物になってしまう。

……このままだと、僕がナギさんを消さなくてはならない。

彼女に魔法を使えるようになってもらうため、師匠の千歌さんにも力を借りて特訓を始める。
だが、ナギさんが呪文を唱えても魔法は発動しない。
迫るタイムリミット、何かを隠す師匠、どこかちぐはぐなナギさん。
そして僕、斬桐シズキの空白の過去。

現代の魔法使いと少女の生き方を描く、退廃的ジュブナイルファンタジー開幕!

内容説明

目の前で女の子が車に撥ねられた。その日、初めて僕は禁忌と知りながら一般人に魔法を使った。彼女は助かったが、「破壊」以外の魔法が下手な僕は家入ナギを猫にしてしまった。『魔法憑き』の人間は魔法を使えるようにならないと魔物になってしまう。…このままだと、僕がナギさんを消さなくてはならない。彼女に魔法を使えるようになってもらうため、師匠の千歌さんにも力を借りて特訓を始める。だが、ナギさんが呪文を唱えて魔法は発動しない。迫るタイムリミット、何かを隠す師匠、どこかちぐはぐなナギさん。そして僕、斬桐シズキの空白の過去。現代の魔法使いと少女の生き方を描く、退廃的ジュブナイルファンタジー開幕!第20回新人賞“最優秀賞”受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
目の前で女の子が車に撥ねられ、初めて禁忌と知りながら家入ナギに魔法を使ってしまった斬桐シズキ。「破壊」魔法以外は下手で助けたナギを猫にしてしまう退廃的青春ファンタジー。『魔法憑き』は魔法を使えるようにならないと魔物になってしまうタイムリミットがある中、師匠の千歌にも力を借りて特訓を始めるものの、彼女の魔法がなかなか発動しないことに何かを隠す師匠、どこかちぐはぐなナギ。その真相は斬桐シズキの記憶の空白にも繋がっていて、目をそらさずに過去に向き合って乗り越えた2人のやり取りがとてもこの物語らしい結末でしたね。2024/12/25

真白優樹

13
世界の裏側で魔法使いたちが生きている世界で、半人前魔法使いの少年が瀕死の級友の少女に魔法をかけ始まる物語。―――滅ぶべきものをその手にかざし、生き抜く中で何を見る? 魔法を怖いもの、滅ぶべき不必要なものとして描くからこそ独特の退廃的な空気があり、その中で子供達が精いっぱいに生き抜いていくからこそ面白い物語であり、唯一無二の面白さがきちんと溢れている物語である。始まったばかりの彼らの関係。倒すべき悪も解き放たれる中、滅ぶべき魔法は何処へ向かうのか。その力を手に何を得ていくのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/12/27

尚侍

9
とっても面白かった。序盤はやや粗い部分がありましたが、中盤以降は尻上がりに面白くなり、ラストの部分で真相が明らかになったあたりのギミックはオーソドックスではあるものの読ませるもので、受賞作にふさわしい展開と思いました。魔法に対する考え方が独特な世界観なので、戦闘シーンにカタルシスがあまり感じられないものの、それがあってこその雰囲気が出ているので、この辺りも良く考えているなと感じました。個人的にはこの展開であれば初巻だけで終わっても良かった気がしますが、続きが出るということならば読んでみようと思います。2025/01/15

彩葉 楓🍁

8
【★★★★☆】にゃ!面白かった。魔法が存在する世界。だがその魔法は万能ではあるがあってはならないものだった。魔法使いがいるから人間を襲う魔物が存在する。そのメリットデメリットのある魔法の概念の設定が個人的には好きですね。魔法の影響で猫と人間を行き来するヒロインが印象的。主人公の淡白な雰囲気とは裏腹に会話の隙間に小ボケや茶化しを挟むところが個人的にはツボ。こう言う地に足ついてない喋り方がすごく好き。他キャラも魅力的。ヒロインの衝撃的な正体や、主人公の過去など、伏線回収がとても良かった。世界観がとても好き。2025/03/20

みやしん

8
豊富な語彙だけど話運びは雑味がある。取ってつけたような顔馴染み設定がちゃんと伏線として活きた。バトルも悪役もヒロインの正体も盛り上がって来たところで膝カックンされたような結末。次巻が確約されているならそれはそれで楽しみだが、ちょっと今のラノベ界隈だと不安は拭えない。悪役が逃亡したならもう一人のヒロインの生還フラグはまだ生きていると望みが。ここまでムッツリさを隠さない主人公はいっそ清々しい。2025/02/06

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