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出版社内容情報
春から高校に入学した男女6人が暮らす、格安シェアハウス。
シェアハウス内の恋愛は絶対禁止というルールなのだが――
橘陽万里「たぶん彼、わたしのことが好きですよね……」
月山玲奈「ヤバい。アタシ今、アイツのことが気になってる」
五十嵐澪「1秒でも早く告白して確保しないと非効率的だ」
星秀一郎「女子をプールに誘うの、緊張するッスね……!」
不破颯太「あいつに告白して成功したら、残りの人生は全部ウイニングランだな」
日比谷蓮「ここでキスしたら即退去……。いや、でも……!」
ラブコメは始まるか、始まらないか!? 掟破りのシェアハウスストーリー、開幕!
内容説明
春から高校に入学した男女6人が暮らす、格安シェアハウス。シェアハウス内の恋愛は絶対禁止というルールなのだが―橘陽万里「たぶん彼、わたしのことが好きですよね…」月山玲奈「ヤバい。アタシ今、アイツのことが気になってる」五十嵐澪「1秒でも早く告白して確保しないと非効率的だ」星秀一郎「女子をプールに誘うの、緊張するッスね…!」不破颯太「あいつに告白して成功したら、残りの人生は全部ウイニングランだな」日比谷蓮「ここでキスしたら即退去…。いや、でも…!」ラブコメは始まるか、始まらないか!?掟破りのシェアハウスストーリー、開幕!
著者等紹介
岩波零[イワナミリョウ]
第5回MF文庫Jライトノベル新人賞で優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
春から高校に入学した男女6人が暮らす格安シェアハウス。中での恋愛は絶対禁止というルールの下、お互いを意識するようになっていく青春シェアハウスストーリー。シュークリームをくれた蓮を意識し始めた陽万里と、彼女のキス顔にドキッとした蓮。将来のパートナー探しを意識し始めた澪や、やや移り気な颯太、秘密を共有した秀一郎の女装癖を手伝う玲奈と、中での恋愛は禁止という前提はあるものの、男性陣と女性陣、そして個々の思惑も絡めた駆け引きが繰り広げられる展開で、意識し始めた相手と秘密のデートもあって、今後の展開が楽しみですね。2024/10/26
わたー
23
★★★★★面白かった。高校生の男女6人が恋愛禁止の謳われているシェアハウスで生活する姿を描く群像劇ラブコメ。「恋愛禁止」というからには、ルールを順守しようとする理性と、それでも相手のことが好きになってしまう本能との葛藤が描かれるのかとおもいきや、特に恋愛に忌避感はなく割とラフに楽しんでいるなという印象を受けた。それが悪いわけではなく、寧ろ等身大の高校生っぽくてライトに読むことができて良かった。序盤は若干、女性側の語り口に違和感を感じたものの、読み進めていくうちにこなれていったように思う。2024/11/21
真白優樹
14
ルールにより恋愛禁止な格安シェアハウスに同じ高校に通う六人の男女が集い始まる物語。―――絡まり合って交じり合う、その先に芽生え始める恋心。 春から夏へと一歩ずつ季節が移り変わっていく中で、それぞれの思いが日常の中で描かれる物語であり、おバカな笑いもあるからこそ群像劇として複層的な面白さも持っている物語である。始まった生活の中で芽生え始める恋心。だがそれはまだ未分化で割りきれなくて。初々しくも目覚めた気持ちは今後、方向性を固定されていくのか。それとも複雑に絡まっていくのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/10/26
れっちん
12
男女6人が織り成すシェアハウス群像劇。ありそうでなかった作風で、新鮮だった。 それぞれの恋愛模様と男子学生の照れや恥ずかしさに満ちた青春ストーリーが楽しめ、ドロドロ展開ではなく青春ホームコメディ感が強いので安心して読めます。 キャラクターの把握に少し時間がかかったものの、後半は完全に入り込め、2巻ではもっと楽しめそう。 イラストも非常に魅力的で、澪のバニーガールはぜひ確保したい。私的には澪が一推し。2024/11/10
alleine05
12
男女3対3のラブコメ。短いエピソードで区切って主観となる語り手が変わる形式。今だと『変人のサラダボウル』みたいな感じといえばわかりやすいかな。どちらかというとMF文庫Jつながりで『ラノベ部』の方がより近い印象だけど。おかげで読みやすくて良かったし、そのへんを差し引いてもこの作者の作品らしくキャラも魅力的で楽しめたのだけど、まだ1巻目だからしかたないとはいえまだまだこれからってところで終わってしまったのが消化不良な感じ。というわけで2巻目はよ。2024/11/05
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