出版社内容情報
スワンガン領で明るみに出た穀物の盗難問題。
その裏には隣国・ナリス王国の複雑な政情が
絡んでいた。バイレッタの機転を利かせた対応で
事は収まったかに見えたが、新たな悩みの種が…。
“私を見つめる夫の視線がとにかく甘い――”
慣れない状況に居心地の悪さを感じつつも、
夫と二人で参加した戦勝記念パーティー。
そこで出会ったひときわ派手な女伯爵は、
アナルドと浅からぬ因縁を持つ旧知の間柄で…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MATSU
19
随分すれ違いな感じになってますね。エミリオは随分酷い事をバイレッタにしてきてるじゃないですか😰今後が心配です2025/02/03
キリル
8
戦勝記念パーティーに夫婦で参加する二人、そこで彼女の悪評の発信元が明らかになった今巻。彼女の剣の切っ先が向かうのは不埒者だけだと断言するアナルドがかっこよかったです。気を引こうとするのは結構ですが、そのやり方は違うというものですよエミリオさん…ゲイル殿を見習ってほしいものです。アナルドが機嫌が悪くなる元部下…どんな関係だったのか気になります。ドレスラン大将への態度といい、やはり二人は高相性。2024/12/31