出版社内容情報
子爵令嬢・クラリスは、ファーレンハイトの宝石と称される美しい姉と常に比較され、家族に虐げられて生きてきた。そんな中、突如「人喰い辺境伯」との異名を持つ、ジークフリート・グーテンベルクに姉の身代わりとして嫁いだクラリスだったが、彼の魅力に惹かれていく。自分が「身代わりの花嫁」であることに引け目を感じ凍り付いていたクラリスの心を、ジーンの誠実さが次第に溶かしていく――。クラリスとジーンの初めての出会い。「クラリスは本当に身代わりだったのか?」その答えが、ジーンの口から明かされる……! 二人の絆がさらに強まる中、クラリスを支え続けたメイドのメアリーにもある隠された秘密が……? 不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と幸せな結婚を掴む、王道ラブファンタジー第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
3
不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と「幸せな結婚」を掴む、王道ラブファンタジー第4巻。遂に身代わりではない理由がジーンの口から語られ、やっぱり‼と興奮したのは言うまでもありません。もちろん二人の絆はさらに強まり、もう心配は要りませんね。ただ、姉へのトラウマが時々顔を出して邪魔してくるのが気になりますが、彼女を支えるジーンやメアリーの存在で少しずつ変わっていくのでしょう。さて、そのメアリーですが、今回元貴族かのような描写がありました。やっぱりシド様の相手候補なんだと改めて実感し、益々次巻が楽しみになってます。2025/05/06
きおり
3
マチルダの影に付きまとわれながら少しずつ前を向いていくクラリスは強くてきれい。メアリーとシドが一瞬の接近をしたものの、シドは恋愛が初心者ですからね。かなり丁寧にデートしてもらったので、今後コミックスでどれくらいしてもらえるのか楽しみです。2024/12/05
ナツ
1
人喰い辺境伯の異名を持つジークフリートx家族から冷遇されていた子爵令嬢のクラリスの4冊目。 ジーンからのラブも分かりしあわせそうで何より。もっといちゃこらしているところが読みたい・・ クラリスのメイドのメアリーとハンゼンはこの先どうなるやら。メアリーはただのメイドじゃないのかな。ベルガモットも飲んだことがあったし? ハンゼンも悪くないけど従兄弟のマリウスの方がこのみだな。笑 そしてやはりジーンがいい男で良き。2024/12/12
しなぷす
1
いい雰囲気~。もっと先に進んじゃってくださいませ。2024/12/15
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