MF文庫J<br> 小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている

個数:
電子版価格
¥726
  • 電子版あり

MF文庫J
小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月10日 21時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046835406
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

俺、月見里司は高校生で漫画家志望。大人気の漫画誌、週刊コメットの漫画賞で最終選考まで残った経験もあり、今日も今日とて漫画部部室で、デビューを目指してネームを悶々と考える日々……なのだが、異様なまでに打ち切り漫画を愛好している部の後輩の小鳥遊がいつもちょっかいを出してくる。「お前……結局趣味が悪いだけじゃねえか。デスゲームやってる貧乏人を、金持ちが安全圏から見て楽しんでる感覚かよ」「ち、違いますよ! 私が求めてるのは散り際の美しさです! 土俵際の美学です! 敗者の生き様です!」「ただただ人間として面倒くさいな!」漫画同好会部室は、相も変わらず他愛のない会話で溢れている。

内容説明

俺、月見里司は高校生で漫画家志望。大人気の漫画誌、週刊コメットの漫画賞で最終選考まで残った経験もあり、今日も今日とて漫画部部室で、デビューを目指してネームを悶々と考える日々…なのだが、異様なまでに打ち切り漫画を愛好している部の後輩の小鳥遊がいつもちょっかいを出してくる。「お前…結局趣味が悪いだけじゃねえか。デスゲームやってる貧乏人を、金持ちが安全圏から見て楽しんでる感覚かよ」「ち、違いますよ!私が求めてるのは散り際の美しさです!土俵際の美学です!敗者の生き様です!」「ただただ人間として面倒くさいな!」漫画同好会部室は、相も変わらず他愛のない会話で溢れている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

39
面白かったですね。 漫画家志望の高校生・夏目と彼の後輩で雑誌の巻末付近で打ち切りと戦う漫画をこよなく愛する小鳥遊(ことりゆう)ちゃんが繰り広げる談義は電子書籍やネット通販、漫画と小説の違いなど、具体的で多岐にわたって耳が痛いものばかり。そんな小鳥ちゃんが打ち切り漫画を愛する本当の理由が明らかになるラストの展開は若干面食らいましたが、たしかにこれは打ち切り漫画もその作者も愛しすぎですね(笑)2024/04/25

よっち

30
漫画部部室でデビューを目指してネームを悶々と考える日々を送る漫画家志望の高校生・月見。彼と打ち切り漫画を愛好する後輩の小鳥遊の語らいを描いた青春小説。大人気漫画誌の漫画賞で最終選考まで残り担当編集がついたものの、ネームの調整に悪戦苦闘する月見と、打ち切り危機の漫画ばかり注目して熱く語る小鳥遊。漫画アプリで読めてしまう今の漫画事情にも切り込みつつ、メジャー作品派のギャル四月や興味を持てない東海先生といった様々な視点も描きつつ、最後に思ってもみなかったもうひとつのエピソードが明らかになる展開は面白かったです。2024/04/25

わたー

30
★★★★★面白かった。プロ作家による短編WEB掲載の賞レース、第二回MF文庫J evoにてPV数1位となったことで長編化された作品。華々しく連載スタートしたものの人気が振るわず掲載順が下がり、それでもなんとかテコ入れして頑張った結果、数巻出して打ち切られるような作品をこよなく愛する小鳥遊(ことりゆう)ちゃんと、漫画の連載を目指してネームを練っている主人公とが、打ち切り漫画を中心にした漫画業界、出版業界についてただただ駄弁るだけの部活モノ。その偏執的なまでの愛と偏見にまみれた思考からくるイジリと、2024/04/25

日坂愛衣

24
最終章前の日常会話もずいぶん面白い気がすると思う、そしてラストのネタバラシはやはり凄いw 本当に小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画もその作者さんも愛しすぎている。2024/04/25

彩灯尋

21
ゾクゾクした。とても面白かった。打ち切り漫画に対しての情熱と愛情を感じることができる。ここまでの語りは本当に好きな人が成せる技。打ち切り漫画に対しての"好き"に溢れた感情をたくさん浴びることができてとてもよかったし、業界の裏側を知るのが好きな人は好きだと思う。私も好き。一緒に本屋を巡ったあとのファミレスなんて理想すぎるな。一時期流行っていた部活で駄弁っている日常にもなんだか懐かしい気持ちになった。2024/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21872017
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品