出版社内容情報
コンピュータアーキテクチャとは、より良いコンピュータの構成を模索し、設計し、実現するための方式です。学習には、重要概念の理解とハードウェアの設計、実装、そのシミュレーションによる動作確認と性能評価、また、FPGAなどにハードウェアを実装し、動作・検証・性能確認することが大切です。本書は、これらを通じてコンピュータアーキテクチャの本質を学ぶことを目指します。特に、オープンな命令セットアーキテクチャとして注目されているRISC-Vの採用、Verilog HDLによるハードウェアの記述、FPGAによるハードウェア動作まで、広い範囲を扱っている点が特徴です。
内容説明
コンピュータアーキテクチャへの理解を深めるベストな学習ステップとは―。命令セットアーキテクチャに、オープンソースで提供されているRISC‐Vを採用しよう。Verilog HDLを利用してハードウェアを記述し、シミュレーションしよう。さらにFPGAを利用すれば、ハードウェアを動作させるところまで手軽に実現可能だ。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 ディジタル回路の基礎
第3章 ハードウェア記述言語Verilog HDL
第4章 RISC‐V命令セットアーキテクチャ
第5章 単一サイクルのプロセッサ
第6章 プロセッサの高性能化の手法
第7章 分岐予測
第8章 キャッシュメモリ
第9章 FPGA評価ボードを利用した動作の確認
著者等紹介
吉瀬謙二[キセケンジ]
東京工業大学教授。アダプティブコンピューティング研究推進体の代表、ACRiブログの編集長を務める。コンピュータアーキテクチャとFPGAシステムの研究と教育に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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