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出版社内容情報
俺・君波透衣(きみなみ・とうい)の婚約者となった白姫(しらひめ)リラに迫る危機を救い、ほんのちょっとだけ距離感が縮まった俺たち。そんな中、店の倉庫でカミーユさんと金髪の幼女が一緒に写った写真を見つけた俺は、その幼女が白姫ではないかと疑問を持ち、彼女が名目上と別の理由で俺や店に接近してきたのではないかと考える。
「全部、透衣くんのためなんだよ」
白姫の口から語られる真実と過去――それは、俺たちの関係を大きく揺さぶり、決して今のままではいられない未来へと繋がる一連の大騒動の始まりだった――!
内容説明
明かされる白姫リラ衝撃の秘密…最強凸凹ラブコメ第2弾!俺・君波透衣の婚約者となった白姫リラに迫る危機を救い、ほんのちょっとだけ距離感が縮まった俺たち。そんな中、店の倉庫でカミーユさんと金髪の幼女が一緒に写った写真を見つけた俺は、その幼女が白姫ではないかと疑問を持ち、彼女が名目上と別の理由で俺や店に接近してきたのではないかと考える。「全部、透衣くんのためなんだよ」白姫の口から語られる真実と過去―それは、俺たちの関係を大きく揺さぶり、決して今のままではいられない未来へと繋がる一連の大騒動の始まりだった―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
白姫リラに迫る危機を救い、ほんのちょっとだけ距離感が縮まった君波透衣。そんな中、店の倉庫でカミーユさんと金髪の幼女が一緒に写った写真を見つける第2弾。幼女がリラではないかと疑問を持ち、彼女が名目上と別の理由で自分や店に接近してきたのではないかと考えた透衣と、リラのの口から語られる真実と過去。それによって自分が目指していたものが分からなくなっていく展開でしたけど、彼を見守ってくれていた人たちがいて、そんな中でも変わらなかった想いがあって、自覚していった透衣がらしさを取り戻してゆく結末はなかなか良かったです。2024/05/26
真白優樹
15
メゾンで見つけた写真からリラがカミーユの娘であると判明し、連鎖的に様々なものが明かされていく最終巻。―――望まれた未来、其処に至るのは貫き通す己の思い。 カミーユが今、何処にいるのか。 リラは何故、透衣と結婚しようとしたのか。透衣の父親は何を考えていたのか。様々な事が全部明かされ、駆け抜けていく中で透衣とリラが本当の意味で結ばれていく、一種の感動のままに駆け抜けていく巻である。きっとあの人も何処かで望んでいる、二人で幸せになる事を。どうかその道をこれからも進めますように。 うん、とても面白かった。2024/06/06
椎名
13
惜しくも完結してしまったが、やってほしいことはやってくれたという印象で気持ちよく読み終われた。ライトノベルらしいラブコメに味付けされてはいるものの、喪失を埋めるように恋に落ちていってしまったりと最終的な紆余曲折までも非常に等身大の少年といった主人公で良かった。ただ自分のやりたいことを突き通すし、どれだけ怒られてもピアスは外さないという始まりから、他者のやりたいことや譲れないもの、願いや要求を理解し、擦り合わせるような〆は良かった。次回作に期待したい。2024/05/31
sao
9
読了
れっちん
6
1巻の伏線をきっちり回収しての完結感 キレイな終わり方はお見事。 中盤不穏(重め)過ぎて、あれ?あれれ??とドキドキさせてくれましたが(苦笑 タイトルもお見事でした。 1巻は全文差し上げます。というキャンペーンで読ませてもらったので、販売版は購入済みだが未読。 ちょっと1巻から読み直して伏線をかみしめようと思います。 ういり先生の"リラ"は良いぞ2024/05/26