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出版社内容情報
四月。クラス委員長の誠治は急に転校が決まったことをクラスメイトたちになかなか言い出せずにいる。そんな誠治のクラスに遅れてやってきた転入生は、偶然にも幼馴染の悠乃だった。小学校以来となる突然の再会に仲間たちと盛り上がり――ついでに転校することが悠乃にバレてしまう。
「内緒にしておいてくれ」「ごめん、私、やっちゃったかも……」
「!!!!!」……詰んだ。
その結果、誠治の予想以上に周囲の反応が変わっていき……!
これは、転校まであと1ヶ月を切った僕に巻き起こる、刺激的な“青春ラブコメディ”!
内容説明
四月。クラス委員長の誠治は急に転校が決まったことをクラスメイトたちになかなか言い出せずにいる。そんな誠治のクラスに遅れてやってきた転入生は、偶然にも幼馴染の悠乃だった。小学校以来となる突然の再会に仲間たちと盛り上がり―ついでに転校することが悠乃にバレてしまう。「内緒にしておいてくれ」「ごめん、私、やっちゃったかも…」「!!!!!」…詰んだ。その結果、誠治の予想以上に周囲の反応が変わっていき…!これは、転校まであと1ヶ月を切った僕に巻き起こる、刺激的な“青春ラブコメディ”!
著者等紹介
絵戸太郎[エドタロウ]
第12回MF文庫Jライトノベル新人賞からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
38
2年に進級して突然転校が決まったことをクラスメイトたちに言い出せずにいるクラス委員長の相影誠治。そんな状況でクラスに幼馴染の朝陽悠乃が転校してくる青春小説。小学校以来の突然の再会にかつての仲間たちと盛り上がる状況で、余計に言い出しにくくなった自身の転校話。それが思わぬところからバレてしまい、軽い感じに転校したいと思っていた誠治の思いとは裏腹に、周囲も思い出を作ろうとする展開で、いろいろと出てくるアイデアがあって、心残りをそのままにしない誠治の優しさがあって、思わぬ参戦には驚きましたけど続刊が楽しみですね。2024/02/22
わたー
28
★★★★☆面白かった。1ヶ月後に急な転校が決まっている主人公。幼馴染たちになかなか打ち明けられずにいたところ、もう一人の幼馴染が転入してくることから始まる青春モノ。1巻ではまだラブコメ要素は薄かったものの、物語の前半と後半で、「転校」をキーにして主人公とヒロインの立ち位置がまるっと逆転するのは良さしかなかった。そして、転校に際してヒロインの感じていた心残りを解消すべく動いた、終盤の展開の鮮やかさよ。今までと同じような関係ではいられない。だけど離れたってコイツラなら大丈夫だなと安易に思わせてくれてよかった。2024/06/03
まっさん
24
★★★☆ 時は四月。クラス委員長を務める誠治は転校が決まった事をなかなか言い出せずにいた。そんな誠治のクラスに遅れて転入してきたのは幼少期の頃の親友で…誠治の転校話はどんどん広まり、幼馴染を中心に過去の写真と同じ構図の写真を撮るT&Nを卒アルとして送る動きが始まって… 「転校」をテーマに春からの1ヶ月を描く青春ラブコメ作品。今のところそこまでラブコメの波動を感じる事はなく、どちらかというと幼少期の幼馴染が再び集う事で紡がれる青春ストーリーの色が強い印象です。その中でも誠治と再会する事になった悠乃が、→2024/04/04
真白優樹
15
幼馴染達と賑やかな日々を過ごすも、あと一カ月で転校すると言う事情を言えない少年が、帰ってきた幼馴染の少女と再会し始まる物語。―――遺すものの涙を見ぬ為。最後まで自分が出来る事を。 あと一ヶ月、という期間があるからこそ何処か切なく、シリアスみもある物語の中、それでも、と最後まで笑顔で駆け抜けようとするアオハルが光る、真っ直ぐに青春している物語である。あともう半分くらい、どんどんと迫ってくる終わりの時。時計の針は止められぬ中、彼等は最後に何を見ることになるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2024/02/24
きっと
10
想定していた内容とはかなり違っていたけれど、それが良かったというか大変面白かったです。え?これ1巻で終わるのってハラハラしながら読んでいたらやっぱりですね、これは次巻出て欲しいです。名残惜しい気持ちで読み進めていくのが寂しいのですが、それがキャラクターの魅力をさらに引き立てるスパイスになっていると思いました。エルフ?に謎の登場人物とまだまだネタは尽きそうにないのも魅力。最後の最後にキーイベントが取りやめになってドロドロ劇の始まりという展開も期待してたりします!2024/06/16
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