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出版社内容情報
映画プロデューサーとして独立したミスティアが撮るのはミュージカル映画。その折、ミスティア・ゴロニャン・ピクチャーズにその映画への融資を検討したいとニャリウッド銀行からアランという銀行員がやってきた。しかし、たまたまその場にいたポンポさんにプレゼンを一蹴されてしまう。とはいえ映画を撮るのはミスティアのチームなわけでアランも制作に参加することに。最初の仕事は監督を誰にするかで、当然名前が挙がるのはあの男……? 映画の都ニャリウッドでアランは夢を見つけられるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
19
★★★★★映画版のオリジナルキャラだったニャリウッド銀行に勤めるアラン君が漫画に逆輸入される内容。シナリオこそ異なれど、彼のパーソナルな部分、彼の歩んできた経歴は映画と同じだったので、また会うことができて嬉しい。彼の屈託にフォーカスして話がすすむのは勿論、元子役だったスタイリストさんにもスポットが当たって、彼女が再び夢に向かって歩み始める展開になっていたのも印象的。2024/01/28
こむこむ
7
おまけに、ファスト映画や、倍速で観るのってどうなのという話があって、なるほどと思った。楽しくないというか、感動とかあんまりしないもんね。タイパを追求した結果、効率が悪いというか、もったいないことをしてる。私は好きなことをもっと楽しむようにしよう。2024/03/20
とにざぶろう
4
今回、話が綺麗にまとまっていて、かつ新鮮で読みやすかったな。ただやっぱり映画版と同様アランくんの口上は蛇足感が強かった。そのせいもあってか、おまけ漫画は映画版への苦言のようにも思える。2024/02/01
金目
4
ミスティア姉さんが最高すぎる。映画撮るのにお金が掛かるのは当然、アラン君参戦するからには融資の話も出るだろうとは思ってたけど、見事しなやかに乗りきった。プロデューサー目線監督目線を持ったからこそ、作品のために一歩引く決断をしながら、なお霞むことなく美しい。すごいなぁ。その傍らでは夢を見失っていた人、夢を見られないでいた人たちが輝き出す。うん、今回もジーン君いちゃダメだなw2024/01/28
コリエル
4
いやー劇場版オリキャラだったアラン君が原作世界にも進出して来るとは。プラスティック(薄っぺら)な生き方で壁にぶち当たった彼が見出した夢とは。映画の方の活躍をオーバーラップさせつつ、新たなキャラクター達とも絡み合って良い話になったと思う。2024/01/26
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