出版社内容情報
バルディック帝国の第四皇子である十四歳のルドルフは、飲み物に盛られた毒から回復し目覚めた瞬間、前世の記憶を思い出す。
前世の自分は三百年後の村人で、愛読していた戦記が正しければ、彼は戦記の英雄から無理矢理奪って自分の妃にした「氷の令嬢」に、いずれ暗殺される運命なのだ。
死にたくないルドルフは、史実通りにならないよう先手を打って婚約者を準備してもらうが、なんとその相手は「氷の令嬢」で大ピンチ!
しかし、実際の彼女は戦記とは真逆で、ルドルフにかなり好意的な様子。
これは死亡フラグを回避して歴史が変化したのか、それとも『戦記』が嘘だったのか!?
やがて、戦記の英雄の本当の正体が判明し――。
前世の知識で歴史を書き換える!? 爽快生き残りファンタジー! ここに開幕。
内容説明
バルディック帝国の第四皇子である十四歳のルドルフは、飲み物に盛られた毒から回復し目覚めた瞬間、前世の記憶を思い出す。前世の自分は三百年後の村人で、愛読していた戦記が正しければ、彼は戦記の英雄から無理矢理奪って自分の妃にした「氷の令嬢」に、いずれ暗殺される運命なのだ。死にたくないルドルフは、史実通りにならないよう先手を打って婚約者を準備してもらうが、なんとその相手は「氷の令嬢」で大ピンチ!しかし、実際の彼女は戦記とは真逆で、ルドルフにかなり好意的な様子。これは死亡フラグを回避して歴史が変化したのか、それとも『戦記』が嘘だったのか!?やがて、戦記の英雄の本当の正体が判明し―。前世の知識で歴史を書き換える!?爽快生き残りファンタジー!ここに開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なぎ
4
元・村人の主人公は帝国の第四皇子として生まれ変わってしまう。愛読していた戦記では婚約者である氷の令嬢に殺される運命だったが···。疎まれているかと思いきや婚約者のリズベットはルドルフにベタ惚れ、二人とも始終イチャイチャしていて糖度高めでした。ツッコミ役のマーヤが良い味出しとる。 両親からは愛されず、毒殺までされるような四面楚歌な状況だったルドルフがリズベットと出会って徐々に味方を増やしていって一安心。王妃様良い人ですやん、長男のフレドリクは何を考えているか全くわからん。まだ序章なのでこれからに期待。2023/12/02
史
3
昨今流行りの現代からではない転生物語。元々の歴史から歪んでいたというのは興味深いものはある。が、いかんせんどうもまだまだミクロ過ぎる。仮にも皇位継承争いとか政局なのですから、ちいさなロマンスはイマイチ乗れない。好みの雰囲気ではあるんですがね。なんとも。2024/04/03
ラノベ大好き
1
KindleUnlimited。自分には合わなかった。開始早々、ヒロインに愛着がわくよりも前に両想いになったのが個人的に微妙。2025/03/08
菊地
0
まだまだ腹の内が読めないキャラも多く、「ヴィルヘルム戦記」とのズレがどこからくるなのかも見えないので、物語としてはプロローグもいいところ。 過去人物転生ものとして手堅い一方で、「前世が村人」という主人公の長所が見えないためキャラ付けも弱く、溺愛してくるヒロイン以外はフックとなる要素に欠けるかな、とは感じました。 今のところは「ヴィルヘルム戦記」の真実が見えてくるところまでは読んでみようかな、という気分ではあります。2024/01/08