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出版社内容情報
〈魔剣計画〉の最終段階遂行のため、フィレットの魔手に囚われたエルフィーネ。決死の救出に向かうリーセリアたちだが、時すでに遅く、〈魔剣〉の闇に堕ちた彼女は虚無の裂け目に消えてしまう。一方、六英雄の〈龍神〉を倒したレオニスの前には血気盛んな〈獣王〉が現れ、安寧の地と思われた聖剣学院にも〈竜王〉と〈海王〉が押しかける。「ここは魔王荘か!」囚われのエルフィーネを救うため、蠢動する〈第〇四戦術都市〉へ向かう第十八小隊。そして、〈不死者の魔王〉との決戦に備え、レオニスはある決意をする。
「人類よ、俺が〈魔王〉だ――!」
内容説明
“魔剣計画”の最終段階遂行のため、フィレットの魔手に囚われたエルフィーネ。決死の救出に向かうリーセリアたちだが、時すでに遅く、“魔剣”の闇に堕ちた彼女は虚無の裂け目に消えてしまう。一方、六英雄の“龍神”を倒したレオニスの前には血気盛んな“獣王”が現れ、安寧の地と思われた聖剣学院にも“竜王”と“海王”が押しかける。「ここは魔王荘か!」囚われのエルフィーネを救うため、蠢動する“第〇四戦術都市”へ向かう第十八小隊。そして、“不死者の魔王”との決戦に備え、レオニスはある決意をする。「人類よ、俺が“魔王”だ―!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
37
魔剣計画を進めるフィレットの魔手に囚われたエルフィーネ。闇に堕ちて虚無の裂け目に消えてしまった彼女を救うため、そしてもう一人の不死者の魔王との決戦に備えて、レオニスはある決意をする第十二弾。六英雄の龍神を倒したレオニスの前に現れる獣王、聖剣学院にも竜王と海王が押しかける中、エルフィーネを救うための手段を模索するリーセリアたち。第〇四戦術都市での決戦に向けて物語の構図も少し変わりましたけど、魅力的なキャラたちのエピソードも絡めながら、ヒロインたちにもそれぞれらしい見せ場があって、今回も安定の面白さでしたね。2023/03/25
真白優樹
13
大狂騒も一段落、ガゾスと和議を結んだりヴェイラ達に振り回される中、フィレット社の本拠地である都市から救援要請が来る今巻。―――裏から表へ、友と往くのは狭間の戦場。 新たな戦いの前の小休止、他魔王達に振り回されるレオニスが頭を抱えたりする中、魔王として表舞台に出る巻であり、また一つ明かされる真実やリーセリアに語り掛ける声もあり、更に面白さを増し大きな戦いへ踏み込んでいく巻である。向かう先は次元の城、確実に待ち構えるのはもう一人のレオニス。果たして武器を奪われたレオニスに勝ち目はあるか。 次巻も楽しみである。2023/04/12
ななし
4
今回もめちゃくちゃ面白かった!派手な戦闘こそ無いものの虚無世界と現実世界の繋がり,使徒の目的…と言った重要情報盛りだくさんな1冊でした。次巻は魔王達の戦闘シーンが見れそうなので楽しみです!2023/03/29
暁月
4
やはり魔王しか勝たん。レオニス、ヴェイラ、リヴァイズ、ガゾス、シュベルトライテ。千年前世界を滅ぼしかけた魔王たちが集まれば、そこにあるのはまさに混沌。12巻も最高に面白かった。あとリヴァイズのラフな格好が見れて満足。もっとくれ。2023/03/26
色素薄い系
3
レオニスが救う事が出来るのはリーセリアだけだと思うとエルフィーネの件を一任してくれたシーンが好き。そもそも聖剣と魔剣の関係って何なんだろうと思いつつレオニスの聖剣が使えなくなったのは反転する可能性が無くなったという事なのかもしれないと思ったり。女神の器としてエルフィーネに魔剣の力を集めさせようとしていたけど当の女神はリーセリアにだけ聞こえる声として顕現しているので復活させたい女神はまた別の存在なんだろうか…?ヴェイラとリヴァイスもなんだかんだと手を貸してくれているので頼もしいですにね。2025/01/10