出版社内容情報
「死にたくないのに、どうしても食べられないの」
私がそう言ったとき、「大丈夫」「死なないよ」そう言ってくれると思っていたけれど、母はただ黙って泣いていた。
摂食障害、強迫性障害、精神科病院への強制入院、退院後の揺り戻し…。
自分のなかの「神様」の声によって凄絶な日々を過ごした高校生の娘。
それは同時に、母と父と姉にとっての地獄の日々でもあった。
娘の病状に翻弄され、一度はバラバラになりかけた家族の絶望と再生を描く、渾身のコミックエッセイ。
大きな反響を呼んだデビュー作『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』を、家族の視点から描き直す、魂の187ページ。
内容説明
摂食障害、強迫性障害、精神科病院への強制入院、退院後の揺り戻し…自分のなかの「神様」の命令に従い凄絶な日々を過ごした高校生の娘。それは同時に、そばにいる母と父と姉にとっての地獄の日々でもあった―。娘の病状に翻弄され、一度はバラバラになりかけた家族の絶望と再生を描く、渾身のコミックエッセイ。
目次
プロローグ 家族の悲しみに気づいた日
神様の声が聞こえた
母親の心配事
誰にも言えない
母親の同級生
体重が減る
母親の決意
病気じゃないのに
父親の拒絶
家族より大事な存在〔ほか〕
著者等紹介
もつお[モツオ]
関西出身。高校時代に強迫神経症を発症し精神科病院に入院。その過程を描いたコミックエッセイ『わたし宗教』で大学在学中にコミックエッセイプチ大賞を受賞。2021年、受賞作品を約3年間かけて描き直した『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』でデビューし、大きな反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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