出版社内容情報
1948年ベルリン封鎖事変……その背後には、ナチスドイツ秘学機関アーネンエルベの成果を巡る東西スパイ組織の暗闘があった。
蕃神シュブ=ニグラスに巫女の肉を捧げ異界の門を開いたナチスの実験記録を奪取せんと争うCIAとソヴィエト国家保安省。
そして両組織の行く手を阻み、禁断の知識を闇に葬るべく暗躍する一人の魔女。
その名はレディ・マクロード。
蕃神との契約で異界の魔獣を使役する『黒山羊の仔袋』であり、暗号名H-21で知られる伝説の女スパイ、即ちマタ・ハリの正体である――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
10
なんとなく買い。絵はえっち綺麗でとても上手い。怪物も男も女も銃器も上手くて凄い。 物語は第二次世界大戦後のドイツで行われていたとある実験を見てしまった女の子のお話。エログロなシーンと謎めいたストーリーのバランスが良い塩梅で面白い。けどクトゥルフの邪神は戦争に利用するにはちょっと物騒な神様ではなかろうか。 ミアとマルガレータがこの後どうなるのか、続きが楽しみ。2024/09/06
六花
5
作者買い。そして安定の絵のクオリティに大満足。 題材がクトゥルフ神話というのが個人的にどストライクだが、成人指定マークが付いてもおかしくないぐらいひたすら湿度が高い。でも続きが気になるから2巻が出たら買ってしまうだろう。2023/06/19
毎日が日曜日
4
★★★2023/04/17
轉枝亞衣
1
世界観はすごく残酷で、奇妙な感じがします。個人的には触手やクトゥルフ系?が好きなんですが、エロシーンがちょっと多くて、ストーリー自体は少し物足りなく感じました。第2巻が楽しみです。2025/04/29
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