Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

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Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046817532
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

YouTubeでホームレスを取材し続ける、元芸人による渾身のノンフィクション。
自らの意思で家に帰らない、Z世代ネオホームレスのリアルに迫る。

ホームレスと聞いて、「貧困」「路上生活」などを想像する人は多いのではないだろうか。
しかし近年、10~20代といったZ世代のホームレスが増えている。
実家が裕福であったり、未成年ながらサラリーマンの平均以上の収入を稼いだりする者。
決して路上には根を下ろさず、ホテルやマンガ喫茶で生活をする者など、彼らは従来のイメージとは一線を画す。
もはや貧困だけが理由ではない、まさに新時代の“ネオホームレス”と呼べるのではないか。

ではなぜ彼らはホームレス(=家に帰らない)という生活を選んだのか。
パパ活、毒親、推し、トー横界隈など
その背景には、近年度々取り沙汰される社会問題が切り離せない。

本書では、YouTubeで反響の大きかった者含めて、4名のZ世代ネオホームレスに密着取材。
動画では載せきれなかったエピソードのほか、追加インタビューやの著者が交流する中でわかったことなど。
彼らの生き方を通して、先の問題に警鐘を鳴らすルポタージュ。

貧困だけでは語れない。求めるのは、息のしやすい場所―。
あなたの子どもは大丈夫ですか?


カバーモデル:戦慄かなの



■出版社からのコメント
青柳さんは、ホームレスの方を救いたいといった大義がある訳ではない。社会的な活動家でもない。しかし、“無知”をまったく恥じない人だ。だからどんな相手にも敬意を持って話を聞く。その度に驚き、笑い、悲しみ、また質問を重ねる。その等身大の姿と、“知りたい”という純粋な欲求を目の当たりにすると、人はつい本音をこぼしてしまう。私もそんな彼の魅力に憑りつかれた一人です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鷺@みんさー

31
私自身は明らかに「あちら側」の人間なので、最初は著者のごく「普通」な感想に戸惑った。世界には「死にたい」と一度も思ったことのない人もたくさんいるという事実を、改めて思い知らされる。だが、その「普通だけど素直な視点」がいいのかも知れない。逆に「こちら側」の人たちの感じ方が知れた。ところで旅館を一日で辞めてしまった彼女は、端から見たら「もっと頑張れ」なのだろうけど、恐らく死ぬほど頑張って限界になったのが、その一日にして成らずだと思うんだよなぁ。研修で逃げ出さずに一日はちゃんと働いてるから、本人は必死だと思う。2025/04/14

k sato

27
決めつけはよくない。「アットホームチャンネル」運営者の取材記録。Z世代というフレーズは特別扱いしているようで好きではない。だがZ世代の生き方を知らないのもリスクが大きい気がする。これまで経済難民の主軸であったホームレスは、Z世代において精神難民としてネオホームレスに変化していた。家も、家族も、お金もあるのに家出を繰り返す異様な十代。親の虐待や暴力、離婚の果てに、死に場所を求め彷徨う。しかし、死ねない苛立ちは新宿トー横周辺に向けられ、同じ境遇者と屯し根城を構え、生活資金を調達する。日本の精神的貧困は救い難い2023/11/13

K1

19
家に帰れないーではなく、帰らない未成年の子どもから20代前半の若者のホームレスに話を聞いてます。複雑な家庭環境の子もいるし、離婚して母親に引き取られた子もいるけれど、うーんって感じです。2023/05/22

ゆゆ

17
それぞれの事情で「ホームレス」あるいはその予備軍?になっている若者に、お笑い芸人である著者がインタビューをし、YouTubeに上げているのだそう。そのいきさつやその後の関わりなどをまとめた本。「ホームレス」とは言っても背景はいろいろだし、文字通りの"帰る家のない"者ばかりではない辺りがやるせない。正直、甘いのでは?とも思えてしまうけど、かといって何が正解かもわからない。。「トー横」などニュースでその名称は聞くけどイマイチわかっていなかった現実を少し垣間見れたように思う。2023/06/21

れに

15
青柳さんのYouTubeを見てると個人的な意見として「自分なりの正義感を振り回す偽善者」「人それぞれの考え方、生き方、価値観というものがあるのにそれを理解しようとしない人」って感じで苦手意識があったのだが彼の扱うテーマはやはり心惹かれるものが多いので本書も思わず手に取ってしまった。一番衝撃的なのはやっぱマナミさん。動画でも見ていたけど本当に刹那的な生き方しかできない人。でも彼女の物怖じしなさ、逞しさは少し羨ましくもある。自分もトー横はちょっと気になるので観光目的でチラッと見てみたい気持ちも少なからずある。2024/01/29

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